俳優の藤原竜也が9年ぶりに「カイジ」を演じた映画『カイジ ファイナルゲーム』が10日に公開する。このほど、同作品で共演した吉田鋼太郎(黒崎義裕役)、福士蒼汰(高倉浩介役)、関水渚(桐野加奈子役)、原作・脚本の福本伸行氏が、ORICON NEWSの取材に応じ、360度動画を前に、本音を語り合ってくれた。
同作の原作者であり、映画本編でも脚本を担当した福本氏に、藤原が開口一番「先生はご覧になりましたか?」と質問。「冷静に判断できないんですよ」と即答した福本氏は、脚本家ならではの性か、どこか気恥ずかしさを持ちながら作品鑑賞をしたようだ。しかし自分の書いたものが形になったものを見て「帝愛の地下がこうなって描かれているんだ」と感嘆の声をあげ、さらにはキャストたちの鬼気迫る演技にどんどん引き込まれていったそうだ。
「カイジ」の醍醐味ともいえるのはギャンブル。今作でも4つのギャンブルが登場している。「バベルの塔」、「ドリームジャンプ」、「ゴールドジャンケン」、「最後の審判~人間秤~」。実際にあったらば、どれも超がつくほどの過酷を極めるギャンブルとなっているが、撮影スタイルも相当ハードだったようだ。「人間秤は何百カットを2週間かけて撮った」「ゴールドジャンケンも1日中ジャンケンしていました」(藤原)。規模の大きい撮影セットであるが故に、さまざまな方向から、何度も同じ演技を繰り返す。そして、常に熱い気持ちを前面に出した演技を要求されるだけに、体力消耗は相当なものだったという。
「吉田と藤原が演じると、どうしても大きい声になってしまう」と撮影時のエピソードを語ったのは吉田。今作では、カイジと真っ向勝負を行った黒崎役を怪演。張り上げた声に観客がひいてしまうのではないかと危惧するも、「巷にそういった世界観をもった作品が少ないだけに、僕らのような芝居もいいんじゃないかな」とカイジの世界観を存分に体現していった自負を語った。
その熱量は、共演者にも伝播していく。冷徹な男・高倉を演じた福士は「カイジがものすごい炎でくるので、自分も常に火を燃えたぎらせておかないといけない」。冷徹な中にも、鬼気迫る表情でカイジの前に立ちはだかり、これまでにない姿を見せている。
そんな熱い現場にも、一滴のオアシスがあった。桐野加奈子を演じた関水。撮影合間に、関水から声をかけられた吉田は「渚といっぱいお話しができたのが楽しかった」「芸歴が古いとか大物扱いされてしまいがちな自分の環境だと、若いお嬢さんが話しかけてくれるのは稀なんだ」。現場で有頂天になっていたことを吉田が語ったが、これには裏があったようだ。
実は、藤原が「(吉田に)毎日話しかけるように」と関水に促していたことを暴露。吉田は「お前が後ろで糸をひいていたのか!?」とうろたえつつも、そんな両者の駆け引きを前に関水は“藤原か? 吉田か?”この場でどちらにつくべきなのか、究極のギャンブルを突き付けられた……。
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