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Wednesday, January 29, 2020

涙が出るほど授乳がつらい! 事前に知っておくべきだった - ASCII.jp

[寄稿] 子育てこれがキツかった

 子育てをする上で、最初にぶち当たった大きな壁。それば「授乳」でした。

 出産を終え、我が子に会えたうれしさも束の間。2~3時間おきに必ずやってくる授乳の時間。産む前は、それがそんなに大変なことだとは想像もしていませんでした。

 「母乳で育てたほうがいい」そう助産師さんから言われ、産む前は、完全母乳で育てるつもりでした。でも、出産前に知識をつけることなく何も準備していなかったのがいけなかったのだと思います。今考えると本当に浅はかでした。赤ちゃんが産まれたら自然とおっぱいって出てくるものだなんて、簡単に考えていたのです。

 現実はそう甘くなく、授乳前と授乳後の赤ちゃんの体重測定で、なかなか母乳量が伸びず、赤ちゃんはお腹が空いて泣くし、私は睡眠不足でフラフラ。しまいには、意地になって母乳を吸わせすぎ、乳首が両方切れてしまいました。

 乳首って、切れると、本当に痛いんですよね。切れるというよりパックリ割れる感じです。だから余計に授乳の時間が苦痛で、痛くて、涙が出そうになるのに必死で耐えながら、毎日毎日、何回も何回も授乳していました。それが、本当につらかったし、キツかった。

 そんな思いをして初めて、母乳に良い食材や、どうやったら母乳がよく出るようになるのか調べ、乳首のケアについても学びました。ニップルシールドを使ってみたり、すでに切れて出血している乳首に馬油を塗ってラップで保護したり。そして、1人目の時は、出産から1~2ヵ月程は、どうしても母乳量が足りずにミルクを足し、完全母乳で育てるという当初の目標に挫折を感じながらも、混合で育児を進めました。

 過ぎてしまったことなので、今更ではありますが。もしかしたらそんなに完全母乳にこだわり、頑張る必要はなかったのかもしれません。でも、そのキツさを乗り越えた結果、3ヵ月目からはミルクを足さなくてもよいほど母乳が出るようになり、2人目・3人目の子は、1人目の教訓を生かし、最初から完全母乳で育てることができました。もちろん、体力的なキツさは相変わらず、乳首も毎回1度以上は切れましたが(笑)

 きっと、私のように、母乳が出ずに苦しんでいるママや、乳首が切れて痛みに耐えながら授乳しているママはたくさんいると思います。でもかわいい我が子に授乳をしている瞬間、それは、何にも代えがたい本当に幸せなひと時でもありました。出ないなら出ないで、ミルクを足してもいいんです。それでも、根気強く諦めずに授乳し続け、幸せにも私の場合は、母乳が出るようになりました。

 過去の私に物申せるなら、「自分をあまり追い込みすぎず、もっと楽に授乳を楽しんで」と言ってあげたい。でも、授乳を甘く見ると痛い目に遭います。事前の予備知識は、あったに越したことはない!と感じる今日この頃です。

文● れじーな

 個性豊かな4人の子ども達を育てながら、保育士をしているママワーカー&ライターです。 得意分野は、料理・音楽・子育てetc. 座右の銘は有言実行。言葉の力を信じています。

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※筆者による寄稿記事です

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