Pages

Friday, March 6, 2020

なでしこジャパン スペインに完敗 攻守で課題出る - NHK NEWS WEB

サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は、アメリカ遠征の初戦で近年著しい成長を見せているスペインに完敗、エースの岩渕真奈選手が鮮やかなゴールを決めたものの試合を通して攻守の両面で課題を残しました。

今回のアメリカ遠征で、日本は守備から攻撃への早い切り替えからチャンスを作り、しっかりと得点を決めきることをテーマの1つにしています。

スペイン戦では、序盤から少ない手数で相手ゴールに迫ったり、サイドから相手の守りを崩したりしてチャンスをつくりました。そして、前半終了間際には、清水梨紗選手のクロスボールに、エースの岩渕真奈選手が足を伸ばして合わせ同点ゴールを決めるなど、積み上げてきた成果を感じさせました。

しかし後半は、攻撃が単調になり、特に、中央での縦パスを相手に読まれてボールを奪われ、カウンター攻撃を受ける展開が続きました。日本の攻撃が通用していた時間帯もあっただけに、試合を通して、広い視野とバリエーションを保てるかが今後に向けた修正点になります。

一方、守備面では大きな課題が出ました。

その1つが、高倉麻子監督が、去年のワールドカップのあとから左サイドバックに抜てきしたチーム最年少19歳の遠藤純選手です。もともと、攻撃の選手でまだ慣れていないポジションであるため守備に粘りを欠いたうえ、ボールをいかそうとしすぎることで、かえって相手にボールを奪われピンチを招く場面が続きました。最初の失点も遠藤選手が1対1で競り負けたことが原因でした。試合後、涙を流すほど悔しさをあらわにしていた遠藤選手、高い素質を持っているだけに短期間でどう育てていくか、高倉監督の指導力も問われています。

ただ、この試合は、チーム全体としても意思統一ができていませんでした。
ディフェンスラインの裏のスペースを簡単にとられる場面が多く見られました。ゾーンで守るのか、人につくのかもはっきりしていませんでした。ヨーロッパがシーズン真っ最中なのに対して、日本がシーズンオフでフィジカルやスピードの部分で大きく差があることを差し引いても連係がとれていませんでした。

選手からは「完敗だった」「早くボールを回さないとという焦りが出てしまった」「自分たちがやりたいサッカーを相手にさせてしまった」と反省の弁が多く聞かれました。

第2戦は、去年の女子ワールドカップフランス大会で0対2で敗れた世界6位のイングランドとの対戦です。スペイン戦で出た課題を、どのように修正して成長への足がかりを見つけることができるのか、中2日と時間は限られています。

Let's block ads! (Why?)



"出る" - Google ニュース
March 06, 2020 at 01:13PM
https://ift.tt/2IrYymN

なでしこジャパン スペインに完敗 攻守で課題出る - NHK NEWS WEB
"出る" - Google ニュース
https://ift.tt/3ayuGlo
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment