北近畿の食材をふんだんに使った料理を提供する京都丹後鉄道の観光列車「丹後くろまつ号」のメニューが4月から一新される。地域の伝説にちなんだ料理演出も用意。景色を楽しめる「走るレストラン」に沿線の魅力を詰め込んだ。
同列車は2014年から運行している。今回、丹後の伝説を料理で表現しようと、京都府伊根町に伝わる浦島太郎伝説をモチーフにしたお伽(とぎ)御膳コース(1万1千円、天橋立―西舞鶴)を用意した。
「玉手箱」を模した箱でデザートが出され、ふたを開けるとドライアイスの白い煙が吹き出す。伊根産イワシのマリネを亀の形をした食器で提供する。京都府京丹後市大宮町の有機野菜を添えたローストビーフや宮津産ハマグリの白あえなどの色とりどりの料理を、奈具海岸や由良川橋りょうといった沿線の風景とともに楽しめる。
そのほか、由良ミカンなどフルーツをサラダ風に盛り付けた森の朝食コース(福知山―天橋立)や大人のスイーツコース(西舞鶴―天橋立)、丹後の魚とお酒を楽しむコース(天橋立―西舞鶴)もある。
乗車3日前までに要予約。新型コロナウイルス感染症の影響で一部列車に運休あり。問い合わせは0570(200)770。
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走るレストラン、沿線の食材で新メニュー 「玉手箱」から煙出るデザートも 京都丹後鉄道(京都新聞) - Yahoo!ニュース
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