神戸製鋼所が11日発表した2020年3月期の連結決算は、最終損益が680億円の赤字(前の期は359億円の黒字)となった。製造トラブルや、品質確保に手間取って収益性が低下したチタン、アルミなどの固定資産で約500億円の減損損失を計上した。阪神大震災に見舞われた1995年3月期(924億円)に次ぐ赤字額となる。
売上高は5%減の1兆8698億円、経常損益は80億円の赤字(前の期は346億円の黒字)。自動車や半導体向けが振るわない。経常赤字の規模は2月公表の計画(250億円)に比べると、コスト削減の徹底などで縮小した。
21年3月期の業績と配当の予想は未定。新型コロナウイルスの感染拡大による影響を合理的に見積もれないとした。同日開いた電話記者会見で、勝川四志彦取締役は「経費抑制や投資の凍結などの対策を聖域なく検討する」と語った。
神戸鋼は米中貿易摩擦などによる経営環境悪化を受けて、収益改善策を協議する特別委員会を2月に設置。固定費圧縮などでいったん21年3月期の黒字のメドがたったというが、その後に新型コロナが本格化した。
3月末時点の現預金は1460億円、銀行融資枠は1500億円ある。「コロナ対応の緊急融資制度の活用も含めて今後の資金繰りには万全を期している」(勝川氏)。棚卸し資産の削減や資産売却などで1200億円規模の資金を捻出する案も検討する。
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May 11, 2020 at 06:30PM
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神戸鋼、前期の最終赤字680億円 チタンなどで減損 - 日本経済新聞
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