阪神2年目斎藤友貴哉投手がプロ初先発で5回無失点9奪三振と好投した。ナイターで行われたウエスタン・リーグ中日戦(甲子園)に登板。最速152キロを計測した直球を主体に、根尾や石川昂ら若竜打線を封じた。

昨季から救援起用が続いていたが今季は不調。きっかけを求め、首脳陣が先発転向を決めた。自己最長回を投げた右腕は「つかみつつある力の入れ方で、楽に投げられるようになった。力感なく投げるようになり、力も出るようになりました」と充実の表情。平田2軍監督は「素晴らしかった。先発でもうちょっと感じをつかませてみようという手応えがあった」と期待した。