１６年ぶりの日本記録樹立も期待される「第４０回大阪国際女子マラソン」（産経新聞社など主催、奥村組協賛）が３１日午後０時１０分にスタートします。
今回は、新型コロナウイルス感染予防の一環として、従来の市街地を巡る形から、長居公園（大阪市東住吉区）の１周約２・８キロの園路を約１５周し、ヤンマースタジアム長居にゴールインするコースに変更。高低差約５メートルのフラットなコースで、東京五輪代表の一山麻緒（２３）＝ワコール、前田穂南（２４）＝天満屋＝らが、２００３年の第２２回大会で野口みずきがマークした２時間２１分１８秒の大会記録更新に挑みます。
周回コースには、風の影響が抑えられたり、広い公道に比べて距離のロスが少なく済んだりする利点もあります。また、今回は大会史上初めて男性のペースメーカーを導入。１００回以上もマラソンを走った経験を持つ川内優輝（３３）＝あいおいニッセイ同和損保＝ら5人が選手を先導します。
好記録を狙える条件がそろった今大会。国内の大会では日本人初となる２時間１９分台に期待が高まります。そして、２００５年のベルリンで野口みずきが打ち立てた２時間１９分１２秒の日本記録を上回る可能性も。
「産経ニュース」では、注目のレースを速報します。
なお、長居公園内はフェンスなどで入場を規制しており、園内やヤンマースタジアム長居でレースを観戦することはできません。テレビ中継などを通して、選手たちの力走にエールを送ってください。
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