一宮町の釣ケ崎海岸で開催される東京五輪のサーフィン競技で日本代表に内定した同町出身の大原洋人選手(24)が二十八日、町役場に馬淵昌也町長を訪れた。「出るからには優勝を目指す。応援してくれる方々に感動してもらえるサーフィンがしたい」と健闘を誓った。
幼少期から同町の釣ケ崎海岸に通い、国内屈指と言われるサーフポイント「志田下」でプロと並んで練習を積んできた大原選手。「その波でほとんどの技を覚えた」という場所が五輪競技会場となり、「慣れた場所でできるので、落ち着いて臨める。誰と当たっても難しい試合になるが、自分を信じてこなす」と意気込んだ。馬淵町長は「存分に力を発揮し、世界一を目指して」と激励した。
大原選手は十八歳だった二〇一五年、全米オープンで日本人として初優勝。今月上旬までエルサルバドルであった五輪予選を兼ねるワールドゲームズで勝ち上がり、出場権を得た。
サーフィンが五輪の正式種目になるのは初めて。同海岸で七月二十五〜二十八日に開催予定。(太田理英子)
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