どんなお仕事でもテンションが下がってやる気が出ないときもありますよね。そこで当記事では、映画大好きライターが『仕事が楽しくなる・やる気がでる映画』をご紹介します！
アップテンポな楽しい映画だけでなく、初心を思い出して襟を正したくなる作品もピックアップしています。
VOD（ビデオオンデマンド）サービスの視聴リンクも添えていますので、今すぐ見て元気になりたいという方は、ぜひご一読を！
仕事が楽しくなる・やる気が出る映画/アニメ作品！
パワフルプロデューサーの奮闘映画
『恋とニュースのつくり方』
ニューヨークでＴＶ番組のプロデューサーになったベッキーは、低視聴率番組の立て直しを任されることに。人気キャスターのマイクを引き入れ起死回生を狙いますが、マイクは所詮モーニングショーだ、自分の居場所はもっと上だと文句ばかり。しかしベッキーの真面目さと努力を受けて、次第にマイクもやる気を見せます。
見どころはベッキーの若さ溢れる情熱と行動力。彼女のひたむきさや明るさは、周りの人間も変えていきます。仕事に対してポジティブな気持ちになれる作品です！
脚本は『プラダを着た悪魔』のアライン・ブロッシュ・マッケンナ、監督は『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェルです。ちなみに原題の『Morning Glory』は朝顔という意味。
ホームレス生活から脱出せよ！ 実在の人物を描いた映画
『幸せのちから』
舞台は1980年代のアメリカ。5歳の息子を抱えるクリス・ガードナーは家賃を払えず貯金も底をついてしまいます。そこでクリスは子供のために一流証券会社への入社を決意！運よくチャンスを得ますが、6ヶ月の無給のインターンを経て正式採用されるのはただ一人だけ……。
教会などで寝泊まりし、エレベータートークで会社役員に自分をアピール、インターン中も努力し続ける主人公を見ていると自然とやる気が沸いてきます。新たなスタートを切り安堵と期待感が入り混じる主人公の表情に感動して、最後には鼻の奥がツーンとすることでしょう。
父親としての苦労も描いているので、似たような環境にいる男性にもおすすめの作品です。
仕事が楽しくなる定番映画
『プラダを着た悪魔』
お仕事をテーマにした映画といえばやっぱりこれ！テンションの上がるポップス、おしゃれな洋服、仕事の大変さと楽しさをギュっと詰めた『プラダを着た悪魔』は外せません。
世界的ファッション雑誌『ヴォーグ』の編集長補佐になった主人公が、仕事の面白さとやりがいに気づくも、本当にやりたいことは違うと悟るストーリーです。KTタンストールの『Suddenly I See』が流れるオープニングを見るだけで、今日もやるか！と元気がわいてきます。
「お仕事頑張らなきゃ……」というよりも「仕事を頑張りたい！」と思える映画です。とにかくモチベーションを上げたい時におすすめ！
どんな仕事でも大事なものは……
『マイ・インターン』
急成長するアパレル通販サービスの若手社長と、その会社へインターンとして勤める事になった老紳士を描いた『マイ・インターン』もおすすめ。
第二の人生としてネットアパレルサービスを提供する急成長企業の『シニア・インターン』募集に応募する主人公。 ネット＆SNSで急成長する新興企業にスマートフォンもパソコンも使えない老人が入り、社長の補佐を務める事になりますが……。
輝かしい成長企業の中で、働く事や、そこにあるさまざまな出来事。 紆余曲折ありますが、最後には働く事に前向きになれる。 そんな夢がつまっている作品です。
兵士の遺体を護衛するお仕事
『TAKING CHANCE（テイキング・チャンス）/戦場のおくりびと』
海兵隊員のマイケル・シュトローブル中佐は、戦死したアメリカ兵の遺体を故郷へ届ける任務に志願します。家族のために内勤を願い出た自分と、国のために戦い死んだ仲間。揺れ動く気持ちを隠し、遺体の納められた棺を丁寧な所作で扱う主人公が印象的です。
戦争映画ではありますが、一人の男がプロフェッショナルに冷静に仕事と向き合う物語でもあります。主人公を演じたケビン・ベーコンの静謐な表情に注目を！
仕事の意義や、プロフェッショナルについて考えさせられる
『おくりびと』
おそらく、前述の『TAKING CHANCE』の邦題はこれからであろう……という作品。
納棺（のうかん）師の仕事を描いた邦画『おくりびと』も、仕事のあり方を考えさせられる作品です。
人の死に向き合う仕事をテーマにしていながらも、重くなりすぎず、仕事への向きあい方や、プロ意識について考えさせられます。 日本国内だけではなく、海外でも高く評価された作品です。
身が引き締まる映画
『ワールド・トレード・センター』
2001年9月11日、ニューヨークの世界貿易センタービルに旅客機が激突。湾岸局警察官のジョンとウィルは同僚と共に現場に急行し、被害者の救出に向かいます。しかしビルが崩壊し始め、ジョン達は中に閉じ込められてしまい……。
同時多発テロで救助にあたった警察官の実話を映画化した『ワールド・トレード・センター』。
人を守る仕事についていない人も、本作を見れば生きることに目を向け明日からの生活に気合が入ることでしょう。ちなみに、実際に救出活動に携わった50人以上の警察官、消防士たちがエキストラとして出演しているそうです。
ワークバランスの悩みに共感
『炎のメモリアル』
こちらはフィクションですが、ひとりの消防士の人生にスポットをあてた映画『炎のメモリアル』もおすすめ。 主演はホアキン・フェニックスとジョン・トラヴォルタ。仕事と家庭のバランスに悩む主人公に共感する人も多いはず。
仕事に絶望しても、つらい事があっても……いつか何かに繋がるのではないか、と感じさせてくれる作品です。
和解金３５０億円を勝ち取った！ ……映画
『エリン・ブロコビッチ』
主人公は３人の子供を持つシングルマザー。無学、無職、おまけに貯金残高は１６ドルの彼女は１枚の書類から大企業の環境汚染に気づき、史上最高の和解金３５０億円を勝ち取ります。これが実話というから驚き！！
主人公や彼女に協力する人たちの正義・努力が報われる内容なので、「頑張っているのに報われない」と思っている人におすすめです。
キャストはジュリア・ロバーツ, アーロン・エッカート, アルバート・フィニーなど、演技力に定評のある名優ばかり。特にボサボサな髪で怒りをあらわにするジュリア・ロバーツから目が離せません。
我が道を行く破天荒な医者の物語
『パッチアダムス』
本作はふつうの医者とはちょっと違うユーモアたっぷりのおじさんパッチ・アダムスが、患者のために奮闘する感動ドラマ映画です。
おじさん医大生はコメディアンのロビン・ウィリアムズ、真面目なエリート医師はフィリップ・シーモア・ホフマンが演じています。対立する2人ですが、患者を救いたいという気持ちは変わりません。
筆者は本作で人生に向き合うことや自分のやり方を信じぬくことなど、生きる上で大切なことを学びました。医学を学んでいる人だけでなく、仕事への取り組み方に悩んでいる人にも見て欲しい映画です。
上司のむちゃくちゃな要望に応えろ！アニメ
『天地創造デザイン部』
神様からのムチャ振りを受けて、現実と理想を織り交ぜながら新しい動物をデザインする天地創造デザイン部の日常を描いたコメディアニメ。
想像力を刺激する作品なので、空想ごっこが好きな人にはたまならい内容。ファンタジーのようで、その実デザイナーやエンジニアといったクライアントワークに携わる人達の苦労や楽しさも描いている点がポイント。
ライオンのオスにたてがみが生えているのはなぜか？ 地上最強の生物とは！？ など、生き物の雑学を学べるのも本作の魅力。アニメが楽しめたら、より絵のタッチが綺麗な原作マンガも読んでみましょう！
人生の絶望と希望を描くアニメ
『3月のライオン』
15歳でプロ棋士になった少年の人生を描く『3月のライオン』。 作中の解説が分かりやすく、将棋を知らない人でも楽しめます。 主人公の青春と、ひたむきに生きる大人たちの光と影が主題なので、将棋を知らなくても大丈夫。まずは見てください！
負けたら家族を養えない。将棋しかない人生。 ほかの仕事は出来ない。
そんな、切羽詰まった大人たちのリアルな叫びは、『将棋』に限らず、今をリアルに生きて、働いている人にとっては胃が痛くなるかも……。もう、後がないと感じている人なら、さらに響くものがあるでしょう。
しかし、そんな心の闇や苦悩だけを描いている作品ではありません。苦労続きの人生にも、わずかなりとも喜びや幸せをつかめるのだと気づかせてくれる作品です。
お金のために無理をして今の仕事を続けている人や、自分のやりたいことを仕事にしたけれど時々辛くなってしまう人におすすめです。
まとめ
以上、『仕事』をテーマに、元気や、やる気、モチベーションが上がる作品をテーマにピックアップしてみました。
なお仕事に限らず『元気を出したい、癒されたい』という方には、下記の記事もおすすめです！
負の感情にさいなまれたり、大きい心の揺れがあった時。共感したり自分を奮い立たせるのに役立つのも、映画やアニメといった映像作品の良いところではないでしょうか。 当記事が皆さんの心や気持ちを豊かにしてくれる、素敵な作品との出会いのきっかけになれば幸いです。
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