（左から）赤井英五郎監督、赤井英和、坂東玉三郎
俳優赤井英和（６３）主演の映画「ＡＫＡＩ」の公開記念舞台あいさつが１０日、東京・新宿ピカデリーで行われ、赤井と赤井の長男で同映画の監督を務めた赤井英五郎（２７）が登壇したほか、赤井と親交がある歌舞伎俳優の坂東玉三郎（７２）が公開祝いに駆けつけた。
かつてプロボクサーとして“浪速のロッキー”と呼ばれた赤井の素顔に迫るドキュメンタリー作品。現役プロボクサーで米国で映像制作を学んだ英五郎がメガホンをとり、数々の名試合の映像やインタビューなどで構成した。
映画は９日に公開された。初日の上映を劇場で観賞したという英和はサプライズで舞台にも上がったと言い、「勝手に前に出てあいさつしちゃいました！ 勇気が出る映画になってます。ぜひ帰ったら５人、１０人の人に宣伝してください！」と親子で完成させた自信作をアピールした。
花束を手に駆けつけた玉三郎は、知人を介して現役ボクサー時代の赤井と知り合い、親交を深めてきたという。うり二つの赤井親子を横に、玉三郎は「映画では赤井君の試合前後の素顔が見られて胸に刺さるように思いになりました。こんな息子さんがいて素晴らしい。赤井さんは幸せです」と話していた。
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からの記事と詳細 ( 赤井英和「勇気が出る映画になってます」 親子で完成させた自信作『AKAI』公開記念舞台あいさつ - 中日新聞 )
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