10月13~16日に開催されたZOZO CHAMPIONSHIPは36歳のキーガン・ブラッドリー選手が2018年9月のBMW Championship以来となるPGAツアー5勝目を挙げました。
現地を訪れたゴルフファンはブラッドリー選手と同組でプレーしたリッキー・ファウラー選手を応援している人が多かったようですが、ブラッドリー選手の勝利への執念が上回ったということでしょう。
ブラッドリー選手もファウラー選手も最終日はショットの調子がよかったわけではありませんでした。特にブラッドリー選手の16番パー3の第2打でバンカーショットがシャンクしたときはドキッとしました。
シャンクはボールがフェースではなくネックの部分に当たり、斜め方向に勢いよく飛び出すミスです。初心者よりも経験を積んだゴルファーに起こりやすい症状で、いったん出始めると続けて出ることが多いため、精神的な不安に襲われます。
あの場面でシャンクが出たら、残り2ホールが苦しい展開になるのではないかと予想しましたが、ボールがグリーン上に残り、2オン2パットのボギーで切り抜けることができたのが不幸中の幸いでした。
そして17番パー4でバーディを取り返し、18番パー5の第3打でアプローチをしっかり寄せたところにブラッドリー選手の胆力を感じました。
優勝争いの真っただ中でシャンクを見たのはこれが始めてではありません。2011年8月のVanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメントで、最終日最終組を回っていた近藤共弘(現・智弘)選手が18番パー5の第3打でシャンクを打ち、テレビ画面越しでも現地の空気が凍りついたのが分かるほど緊張感に包まれたことを今でも覚えています。
「プロゴルファーでも緊迫した場面ではシャンクが出ることがあるのだから、アマチュアがシャンクを打つなんて日常茶飯事。ショットする人の斜め前には絶対に立たないようにしよう」と心に誓いました。
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