日本文理が佐渡総合に38-0の5回コールドで大勝発進した。公式戦初先発の大谷悠人投手(2年)が5回を投げ、6者連続を含む9奪三振で完封。初回こそ、四球と安打を許すが、2回以降は1人の走者も出さなかった。「初回は緊張と焦りがあったけど2回以降は気持ち落ち着かせて投げられた」と振り返った。

打線は大谷を援護。初回に4番宇野純平一塁手(2年)の先制2点三塁打を皮切りに打者12人で7得点。2回と5回にはともに打者2巡の猛攻を見せた。鈴木嵩監督(43)は「初めて出るような子も多かったですし、うまく振れなかったり、うまくいかなかったりが野球。明日に生かせるんじゃないかなと思います」と話した。