ドルの買い戻し優勢、ドル円は先週末雇用統計後の下げ分解消、豪ドルは会合後売りが出る=東京為替概況
ドル買いの動きが優勢となった。昨日の海外市場でドル円は米債利回りの上昇などを材料にロンドン市場での1ドル=149円30銭台から150円00銭台まで上昇。朝方は調整もあって149円90銭台を付ける動きも見られたが、ドルは基本的にしっかりとなり、午後に入って150円30銭台まで上昇した。
昨日4.666%まで上昇した米10年債利回りは、朝方4.624%まで下げたが、昼頃にかけて4.65%近くまで上昇し、ドル買いの流れを支えた。午後は利回り上昇が落ち着いたが、ドル高の流れは継続していた。
ユーロドルは朝の1.0722から昼前に1.0706までと、小幅ながらドル高が優勢。その後はユーロ安ドル高圏推移が続く中、午後に1.0705を付けた。
ユーロ円は昨日161円ちょうど手前で上値が抑えられた反動もあって、午前中に160円69銭を付けた。その後はドル円の上昇もあり、160円97銭と昨日上値を抑えた161円ちょうど手前での推移。
12時半の豪準備銀行金融政策会合は市場予想通り0.25%の利上げを決定した。声明などを受けて今会合での利上げ打ち止め感が広がった。豪ドルドルは0.6480ドル台で発表を迎え、利上げ決定に0.6501を付けたがすぐに反転。0.6431まで下げた。対円では97円30銭台で発表を受け、97円59銭まで上昇。反転し96円64銭まで下落と、高値から1円近い下落を見せた。豪州3年債利回りが低下するなど、市場での利上げ打ち止め感が広がっている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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