重度知的障がいがある娘（左）とナプキンの使い方をやりとりする母親＝１５日、沖縄市内
生理（月経）についてオープンに語られるようになってきた一方で、障がい者の「生理の困りごと」を考える機会は少ない。生理用品の着脱に介助が必要な人もいれば、こだわりが強くナプキンの使用感が苦手な人、目が不自由で経血漏れに気付かず下着や服を汚してしまう人もいる。周囲のサポートや理解が不可欠だ。近年は、生理中の不快な期間をできるだけ快適に過ごせるよう、膣内に直接装着する「月経カップ」や経血を吸う「吸水ショーツ」などさまざまな製品が登場し、選択肢が増えている。障がい者とその家族らの現状や女性のストレスを軽減する「フェムテック」製品を通して、生理の負担を軽くするヒントを考える...
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