【大型インタビュー】日本ハム・万波中正、全試合出る…これが自分の「使命」 新庄監督指名、ただ一人の「レギュラー」 - サンスポ

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日本ハム・万波中正は真のレギュラーとなるべく、全試合出場を目標に掲げた。凛々しい表情でトレーニングを積んでいる（撮影・三浦幸太郎）

日本ハム春季キャンプ（９日、沖縄・名護）ボスに届け！！　各球団のキーマンに迫るキャンプ期間のインタビュー企画「覚悟」の第６回は、日本ハム・万波中正外野手（２３）が沖縄・名護キャンプで主軸としての決意を語った。昨季、自己最多の２５本塁打を放ち、本塁打王争いに食い込んだ右打者を新庄剛志監督（５２）はキャンプイン前日にチームただ一人のレギュラーと明言。成長曲線を描く万波が譲れないものとして「全試合出場」を目標に掲げた。

－－新庄監督は「レギュラーは１人しか決まっていない。万波君」と明言。昨年とはひと味違う

「難しさみたいなのはすごく感じますし、緊張感や不安はある。明らかに今までと違います。何とか結果を出して期待に応えたいと日々思うばかりです」

－－その言葉とは裏腹に風格や余裕を感じる

「そう言ってもらえることが増えたのでうれしいなと思いますけど、自分としてはまだまだ。ボスが言っている『３年やって一人前』というのは本当にそうだと思う。レギュラーを明言してもらったのは意気に感じつつも、まだ駆け出しの一歩目を切ったところというのは自分の中で強く意識して日々過ごしています」

－－続けて成績を出す重要性

「学生野球じゃないですし、短い期間で結果を出せばいいわけじゃない。いくら爆発的な能力があっても、それが続けられないようじゃ意味がない。本当の意味でプロになるというところでも安定した成績を出すのは大事なことだと思う」

－－不安と期待感の割合は

「７対３ぐらいで不安が上回っています。ただ自分のやっている取り組みをちゃんと発揮できたり、故障なく健康であれば、良い結果が出ると信じられるような練習はしているつもり。取り組んでいることに対しての疑問や不安は少ないです」

－－オフの自主トレで取り組んだこと

「サッカー選手と一緒にアジリティトレーニングをやった。動き方が違って切り返しとかが速いんですよね。疑問に思いながら動きを見ていたら、野球選手の動きと重心の高さが全然違った。野球は足を広げて、腰を落としてという感じなんですけど、サッカーは歩幅も広くなくて、野球よりも重心が高い位置で切り返しを行っていた。習得できれば野球にもかなり生きるんじゃないですかね。特に守備の一歩目とかが変わってくるかなと思います」

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