◆大相撲 ▽春場所千秋楽(24日・エディオンアリーナ大阪)
14日目に右足を痛めて病院に緊急搬送された、単独首位(2敗)の東前頭17枚目・尊富士(伊勢ケ浜)が、春場所千秋楽の24日の午後2時17分、会場のエディオンアリーナ大阪に入った。乗り付けたタクシーから降りると、ゆっくりとした足取りだった。
師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は尊富士について「出る方向で調整している」と語った。現状については「(右)足首とか甲とかいろいろ(痛めている)」と明らかにした。
尊富士は朝乃山との一番で右足を負傷。足を引きずりながら土俵を下り、自力で歩けず車いすに乗って花道を引き揚げた。右足付近をギプスで固定。救急車で大阪市内の病院に運ばれ、状態が心配されていた。1914年5月場所の両国以来、110年ぶりの新入幕優勝へ向け、千秋楽は西前頭6枚目・豪ノ山(武隈)との一番になる。
優勝の可能性があるのは尊富士と、唯一、3敗で追う西前頭5枚目・大の里(二所ノ関)の2人。尊富士が豪ノ山に勝てば、その時点で初優勝が決まる。仮に3敗目を喫しても、大の里が大関・豊昇龍(立浪)に負けて4敗目を喫すれば、尊富士のV。尊富士が負けて大の里が勝った場合は3敗で並び、優勝決定戦にもつれ込む。
大の里が逆転賜杯なら、昨年夏場所の幕下10枚目格付け出しデビューから、6場所目での初優勝となる。幕下付け出しでは、同じ石川県出身の輪島の所要15場所目を大きく上回る快挙となる。
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出る
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