トランプ米大統領が「大統領選挙(11月3日)前に金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長には会わない」と話した事実が10日に伝えられ、北朝鮮の今後の動きに関心が集まっている。
北朝鮮は昨年末の労働党中央委員会第7期第5回総会を開き、米国を相手に「正面突破戦」を宣言した。米朝非核化交渉が望み通りに解決しないことから米国との長期戦を念頭に置き、自力更正で正面突破するということだ。その上で「新しい戦略武器目撃」「衝撃的な実際行動」などに言及し、対米強硬路線に回帰する可能性も予告した。
こうした挑発警告にも少しも動じていないようなトランプ大統領の発言は当然北朝鮮には「刺激」になりうる。北朝鮮の対米挑発時計が前倒しされかねないとの観測が出ている理由だ。
北朝鮮内部事情に精通したマツェゴラ駐北朝鮮ロシア大使は7日にタス通信とのインタビューで「北朝鮮の指導者は常に自身の約束を履行する。彼(金委員長)が遠からず『新しい戦略武器』を見せると話したら、これはそれが近い将来必ず起きるだろうことを意味する」と話した。
国家安保戦略研究院のイ・ギドン首席研究委員も11日、「トランプ大統領の発言は北朝鮮が再選の変数にならないという判断が背景にある。それなら北朝鮮はトランプ再選にどんな方法ででも影響を及ぼそうとするだろう」と予想する。過去のパターンを見ると金委員長が「言葉」にとどまらず、近い将来「行動」に出る可能性があるということだ。
ただし新型コロナウイルスによる肺炎が変数だ。友好国である中国が新型肺炎で疲弊している状況で北朝鮮がすぐに戦略的挑発に出るのは難しいという見通しだ。イ首席研究委員は「習近平中国国家主席は政治的に厳しいが、北朝鮮が挑発すれば火事の家をあおるようなもの。新型肺炎政局が金委員長の挑発タイミング選択の制約要因になるだろう」と話した。
一部では金委員長が南北関係改善で突破口を用意できるという主張も出ている。ちょうど文在寅(ムン・ジェイン)大統領は今年初めの新年の辞などを通じて北朝鮮に北朝鮮個別観光、鉄道・道路連結、非武装地帯(DMZ)平和地帯化など各種南北協力事業を提案した。
統一研究院のチョ・ハンボム選任研究委員は「北朝鮮は当分中国からの支援を期待しにくく内部的に非常に厳しい状況だろう。金委員長がトランプ大統領に見せつけるように南北関係改善に出て迂回突破を選ぶこともできる」と話した。実際に対北朝鮮消息筋によると新型肺炎発生以降中国との貿易が遮断され、平壌(ピョンヤン)などではコメ価格と為替相場が急騰しているという。
だがこれもやはり容易ではない。米国が消極的なためだ。韓米は10~11日に韓米局長級協議(ワーキンググループ会議)を行い、韓国政府が構想中の南北協力事業に対して意見を交わした。ある消息筋は「米国は韓国が推進中の南北協力事業の具体的な案を基に制裁違反の有無を検討するという立場。こうした場合、韓国政府が期待したほどスピーディに南北協力を推進するのは容易ではない」と話した。
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February 11, 2020 at 05:14PM
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金正恩、トランプ爆弾宣言で挑発に出る可能性…変数は中国の新型肺炎(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース
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