
白鵬は新しい綱を締め、進退を懸けた土俵に上がる
6場所連続で休場していた横綱白鵬(36)=宮城野=が4日に初日を迎える名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)に進退を懸けて出場する。
2日に取組編成会議が開かれ、初日は新小結の明生(25)=立浪=。2日目は何かと遺恨の東前頭筆頭遠藤(30)=追手風=との一番が組まれた。
芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「コロナと朝乃山のことに比重が大きかったから“そういえば白鵬出るんだね”という感覚だな」と本音をポロリ。「でも全然心配することはないと思っている。やることをやってきているし、昨日今日横綱になったワケではない。長年積み重ねてきたものがある。功績がある」とエールを送った。
3場所全休明けの3月場所に出場も、右膝が悪化し手術。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「『脚も痛くない』と言っていた。稽古場では本当にしっかりとやっていた。当たりも良くなったし、いい動きで相撲を取っていた」と順調な仕上がりをみせていることを明かした。
芝田山部長は「乗り越える乗り越えないは別として、白鵬に向かっていく若手に頑張ってほしい。そうすれば良い取組が増えるわけだから」と期待。相撲協会ガイドライン違反のキャバクラ通いが発覚した大関朝乃山(27)=高砂=は出場停止、関脇高安(31)=田子ノ浦=はギックリ腰で休場したことで、宿命のライバルだった元横綱朝青龍(40)のおいで西前頭5枚目の豊昇龍(22)=立浪=と対戦の可能性も出てきた。
誰が白鵬を引退に追い込むのか。注目の場所が幕を開ける。 (塚沢健太郎)
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