新型コロナウイルスの感染急拡大で、県内の病院や診療所では、増加する外来患者の診療や自宅療養患者への対応に追われています。
こうした状況が続いた場合、一般の診療にも支障が出るおそれがあるとして、医療関係者は、感染予防対策を徹底するよう改めて呼びかけています。
みずからも内科や小児科の診療所で院長を務める益田市医師会の松本祐二会長によりますと、市内の医療機関では、ここ1週間ほどで体調不良を訴えて受診する患者が増えているということです。
このなかには、症状が比較的軽い新型コロナウイルスの患者もいて、判断が難しいことから、少しでも感染が疑われる場合は、迷わず検査を行うというケースもあるということです。
また、益田市内でも、陽性確認後、自宅療養の患者も増えていることから、益田市医師会では、所属する医師が手分けして、こうした患者に対し、1日2回、電話などで経過を聞いています。
これに加えて、学校の休校や保育園などの休園措置がとられ、スタッフが仕事を休まざるを得ない状況も出ていて、出勤できるスタッフへの業務の負担がさらに大きくなることも考えられるとしています。
松本会長は、「家族内感染も起きているので、家の中でもマスクをしてほしい。12歳未満の子どもはワクチンを接種できないので、子どもから大人に感染を広げないよう、細心の注意を払うなどの必要がある」と話しています。
また、「感染拡大から2年がたち、自分はまだかかっていないから感染しないだろうなどと気を緩めず、マスクや手指の消毒など感染予防対策を徹底してほしい」と呼びかけています。
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