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Sunday, February 13, 2022

高木美帆「出るのを迷ったけど…」笑顔で今大会2つ目の銀メダル 小平奈緒は連覇ならず17位<スピードスケート女子500m> - 東京新聞

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スピードスケート女子500メートル 会心の滑走を終えガッツポーズの高木美帆

スピードスケート女子500メートル 会心の滑走を終えガッツポーズの高木美帆

 北京冬季五輪スピードスケートは13日、女子500メートルが行われ、今大会5種目出場のオールラウンダー、高木美帆(27)=日体大職=は37秒12で自己ベストを更新し、銀メダルを獲得した。ゴールを切った後、会心のガッツポーズを何度も繰り出した。優勝は37秒04のエリン・ジャクソン(米国)。

2つめのメダルを獲得した高木美帆

2つめのメダルを獲得した高木美帆

 今大会1500メートルで銀メダルを獲得した時は、金を逃し悔しそうな表情だったが、今回は決まった瞬間飛び上がって喜んだ。個人で五輪通算5個のメダルは自身の持つ冬の記録を更新、夏の日本女子選手最多、柔道・田村亮子と並んだ。

 「私の中で苦しい時期が続く中、(自己)ベストを出せたこと、渾身こんしんのレースができたことがうれしかった。それでメダルを取れたことは、いろんな条件が重なって起こったことと思う。まずはそういうレースができたことを嬉しく思っていて、正直驚いている」と興奮状態。

 「正直、1500が終わった時、パシュート(団体追い抜き)のことを考えると、この500は出るかどうか本気で考えたこともあった。挑戦してよかった」と、ここまでに迷いがあったことを吐露した。

 「まだ、パシュートも1000も残っているので、この喜びは自分にとってプラスになると受け止めて、次に向かって行きたい。ここからだなと思っている」と前を向いた。15日に団体パシュートの準決勝、決勝、17日に小平と共に1000メートルに出場する。

厳しい表情で滑走する小平奈緒

厳しい表情で滑走する小平奈緒

◆小平は涙「一歩目でつまずいたのが全て」

 この種目の前回平昌五輪の金メダリスト・小平奈緒(35)=相沢病院=は38秒09とタイムを伸ばせず、17位。連覇はならなかった。

 「1歩目で躓いてしまったのがすべて。頭が真っ白になってしまった。あれがなければどんな滑りができたのだろうと思うが、終わってしまった。500では自分の表現を氷の上でできなかったが、1000はたとえ失敗したとしても納得のいく滑りをしたい」

開会式で旗手も務めた郷亜里砂

開会式で旗手も務めた郷亜里砂

 開会式で旗手を務めたベテランの郷亜里砂(34)=イヨテツク=は37秒98で15位だった。

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