坂本周作の番手で1着を取った内藤宣彦が51歳。北日本の3番手を回った齋藤登志信が49歳。
共同インタビューで内藤は「登志信と2人で話していたけど、俺達の出る大会ではない(笑)。負け戦で、みんなテンションが下がっているから、俺にもチャンスが出てきた。嬉しい誤算だけど、周作がジャン先行で持つとは思っていなかった。中団の染谷幸喜君が後ろを牽制していたし、そのおかげもあるね」と、ジョークを交えてレースを振り返ってくれた。
地味で派手さはないが、内藤が3番手とか回るとラインが引き締まる。選手寄りの考えでなく、車券を買うファンのことを考えてくれるからだ。
今年初勝利だが、これで400勝にリーチ。こういう名バイブレーヤーには、いつまでもS級上位にいて欲しい。(町田洋一)
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