１４日朝から沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船２隻がおよそ１８時間にわたり日本の領海に侵入しました。
１４日午後１０時ごろ、領海から出たということで、海上保安本部は再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
第１１管区海上保安本部によりますと、午前４時１０分すぎ、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船２隻が、尖閣諸島の魚釣島の沖合で日本の領海に侵入し、日本の漁船に接近する動きを見せました。
２隻はおよそ１８時間にわたり日本の領海内を航行し、漁船が現場海域を離れたのにあわせて、午後１０時ごろ、領海から出たということです。
海上保安本部は再び領海に侵入しないよう警告するとともに監視を続けています。
尖閣諸島の沖合では今月７日から８日にかけても中国海警局の船が領海に侵入していて、ことし、尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは１７件目です。
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