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Wednesday, June 14, 2023

こんなに早く出るとは AIマッチングで2組成婚 滋賀県の結婚支援センター - ITmedia NEWS

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産経新聞

 結婚を希望する独身男女の出会いを応援するため滋賀県が2022年10月に開所した結婚支援センター「しが結(ゆい)」(しが・めぐりあいサポートセンター)で、これまでに3組のカップルが結婚の意思を固め、「成婚退会」した。このうち2組はAI(人工知能)によるマッチングで交際に発展し、結婚を決めた。県子ども未来戦略室の担当者は「こんなに早く成婚退会が出るとは」と手応えを感じている。

 県によると、成婚退会したのは3組で、いずれも県内在住。内訳は、20代のカップル1組と30代のカップル2組。

 このうち20代の1組と30代の1組が、AIによるマッチングで交際に発展し、結婚を決めたという。

 県はオンライン上に22年10月、しが結を開所。12月には、「お相手検索・マッチングサービス」をスタートさせた。

 自分や相手に求める価値観について、112項目の質問に答えると、AIがぴったりと判断した相手を紹介してくれる。

 子ども未来戦略室の小森麻由さんは「価値観を分析して、自分に似た価値観を持つ相手が紹介されるので、出会いから成婚までの期間が短いという特徴がある」と話す。

 しが結では登録後、複数人と交際可能で交際開始後も新たな相手紹介が継続する「お知り合い交際」、1対1の付き合いとなり、他の相手とのお知り合い交際や新たな相手紹介はストップする「真剣交際」と複数の段階がある。真剣交際の後、2人が結婚に向けた意思を固めると「成婚退会」になる。

 県によると、しが結の登録者数(5月31日時点)は824人。お見合い成立数は511組(AI紹介234組、検索サービス277組)、交際成立数は171組(AI紹介75組、検索サービス96組)。

 子ども未来戦略室では、AI効果などで今後、さらに成婚退会が増えていくことを期待している。

 登録の要件は、県内在住・在勤、または滋賀に興味・移住希望がある▽独身▽おおむね50歳まで(未成年および22歳以下の学生は除く)。問い合わせは、しが結(050.1791.5830)。


 滋賀県内の市町では、こども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を活用し、「結婚新生活支援事業」として新婚生活スタートに関連した経済的支援を実施している。23年度は16市町が支援しているという。

 県によると、支援の対象世帯や対象経費、上限額は市町ごとに異なるが、多くの市町が、世帯所得500万円未満で、夫婦ともに婚姻日の年齢が39歳以下の新規に婚姻した世帯を対象としている。1世帯あたりの上限額は、夫婦ともに婚姻日の年齢が29歳以下の世帯を60万円、それ以外の世帯を30万円としている市町が多い。

 新婚生活スタートに関連した費用は、住宅取得やリフォーム、住宅賃貸、引っ越しの費用を対象としている。

 結婚新生活支援事業以外にも、結婚以降、自治体などから受けられる各種の支援制度があり、県は「結婚を考えるふたりのためのライフデザインブック」で紹介。電子版をホームページで公開している。

photo 滋賀県の「結婚を考えるふたりのためのライフデザインブック」

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