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Thursday, January 4, 2024

伯桜鵬が実戦稽古再開 昨年8月末の左肩手術後初「楽しかった」、初場所は慎重に見極めも「出ると思って調整」 - スポーツ報知

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 大相撲の元幕内で西幕下5枚目の伯桜鵬(宮城野)が4日、相撲を取る実戦的な稽古を再開した。この日は東京・墨田区の部屋で幕下、三段目力士を中心に27勝1敗。十両・天照鵬の胸を借りたぶつかり稽古では砂まみれになるほど追い込み、息も絶え絶えになった。昨年8月末に左肩を手術してから初めて相撲を取り、「楽しかったですね」と、かみしめるように話した。

 おっつけや投げなど、患部である左からの攻めも見られた。「体はあまり仕上がっていません」としながらも、「スピードとか反応は、あまり悪くなかったと思います」と一定の手応えを得たようだ。これまでは脱臼癖のあった左肩を心配しながらの稽古だった。今でもそれがぬぐい去れているわけではないが「前は、例えば10番取るとなったら『どこで外れるんだろう』と(思いながら取っていた)。だから思いきりできなかったし、それこそ相撲にならないし、稽古にならないので。ある程度は怖いですけど、できるというのはすごくうれしいなと思っています」と、うなずいた。

 昨年は初場所に幕下15枚目格付け出しで初土俵を踏むと、史上最速の所要1場所で新十両に昇進。昭和以降最速タイの所要3場所で新入幕を果たした名古屋場所では、いきなり優勝争いを演じた。ただ左肩手術もあり、現在は2場所連続全休中。初場所(14日初日、東京・両国国技館)は幕下に転落となった。

 その初場所については、最終的には医師らとの相談で判断するとした上で「場所に出たいという気持ちは一番強いので。出ると思って調整はしています」と前向きに話した。稽古を見守った師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)は「ようやく相撲を取る稽古ができたなという感じ」と感想。ただ期待も大きいだけに「(出来は)まだまだ全然」と語った。初場所出場に関しては「本人は出たいと思うだろうけど、よく相談しながらギリギリまで見て」と慎重な姿勢を崩さなかった。

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