神奈川県厚木市教育委員会は28日から、あつぎ郷土博物館(同市下川入)が収蔵する考古資料5点の精巧なカプセルトイが出てくる「ガチャガチャ」を同館に設置する。1回500円。
同館の開館5周年記念事業の一環。カプセルトイは、市内で出土した①有孔鍔付(ゆうこうつばつき)土器②浅鉢③力士埴輪(はにわ)④家形土器⑤銅鏡。樹脂製で、実物の3分の1~8分の1の大きさという。
①の実物は、縄文時代中期製で林王子遺跡から1973年に出土した。表面に人体と蛇の装飾がある。②も同期製で95年に恩名沖原遺跡から出土。内側に魚のような文様があり、表面に漆が塗られている。
③の実物は、古墳時代後期製で66年に飯山登山古墳から出土した。丸刈りでふんどしを締めた力士。④は、弥生時代後期製で子ノ神遺跡から出土、船が乗る家の形をしている。
⑤は、古墳時代中期製で、87年に吾妻坂古墳から出土、大和地方(現在の奈良県)で作られたと考えられるという。
③は県重要文化財に、①、②、④は市有形文化財に指定されている。
カプセルトイは各300個製作し、売れ行き次第で増産する。【佐藤浩】
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