（23）KICKOFF ROOKIES～ルーキー特集2024～ 長谷川壮馬「紫紺を着て試合に出る」
22人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。頂き目指す明大の羽になれ。彼らのフレッシュなプレーが、日本一『奪還』の後押しとなるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や４年間の目標を伺った。６月１日より連日連載していく。（※写真は本人提供です）
第17回は長谷川壮馬（商１＝明大中野八王子）のインタビューをお送りします。（この取材は５月18日に行われたものです）
――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
「お父さんが昔ラグビーをしていたので、お父さんに勧められて小学校４年生の時に始めました」
――高校３年間を振り返っていかがですか。
「明治のラグビー部に入ってから、（高校と）レベルが違うなと実感しましたが、明治の付属校ということもあって、明治でやっている練習を少し取り入れた練習を高校でできたので、３年間いい環境でいい練習ができたと思います」
――高校で大変だったことを教えてください。
「高校３年生になって、それまでは春の大会でベスト８までいけていたのですが、（自分たちの代は）ベスト16にもいかないところで負けてしまいました。そこから秋の大会に向けて、チームを引っ張っていく立場としてチームをまとめることが大変でした」
――高校３年間で一番印象に残っている試合を教えてください。
「高校３年の時の秋の大会の早稲田実業高戦です。引退試合ということもあって、それまでの試合よりも気合いもあって、準備もしっかりしてきました。負けてしまった時は悔しい気持ちが残って、その悔しさが明大でラグビーをしようという気持ちにもつながったので、印象に残っています」
――明大ラグビー部に入部した理由を教えてください。
「引退試合で自分のラグビーが終わってしまって悔しいなと感じて、明治大学ラグビー部に入ってラグビーを続けたいなと思い入部しました」
――入部する前の明大ラグビー部の印象を教えてください。
「全国トップレベルのチームなので、東京の中堅校からしたら雲の上の存在ですし、自分のレベルで通用するのかなと感じていました」
――明大ラグビー部に入って新しく学んだことはありますか。
「よく監督やコーチに、難しいことはやらないで普通のことをちゃんとやるように言われています。難しいプレーではなく、基本的なファンダメンタルスキルをしっかりやることを学びました」
――ご自身の強みを教えてください。
「自分の持ち味は運動量です。自分は体重も軽いので、攻守でちゃんと走って、オフザボールのところをしっかりやっています」
――体重を増やすために何か取り組んでいることはありますか。
「１日３食の他に、夜10時にもう１食食べて１日４食にすることと、常に水分を取ることに気をつけています」
――目標にしている選手を教えてください。
「リーチ・マイケル選手です。フランカーでポジションも同じですし、運動量に憧れています。日本の最前線で活躍しているリーチ・マイケル選手のようなプレーを目指していきたいです」
――今年度の目標と、大学４年間の目標を教えてください。
「まずは大学のレベルで当たり負けない体づくりをしていきたいですし、スキルもこのトップレベルのチームで足りていないことがあると思うので、そのレベルに合わせてプレーできるようにしたいです。大学４年間の目標は、紫紺を着て試合に出ることです」
――ありがとうございました。
［晴山赳生］
◆長谷川 壮馬（はせがわ・そうま）商１、明大中野八王子高、180センチ・78キロ
白井瑛人（商１＝桐蔭学園）は小中学校時代のチームメイト。「お泊まり会をしたり、練習後に遊んだりしました。また一緒にプレーできるのが楽しみです」
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