
厚板溶断機メーカーのコータキ精機(静岡県駿東郡長泉町)は、形鋼切断に特化したプラズマ切断機を開発し、商品化した。H形鋼やコラム、アングル、チャンネル、角丸パイプ、C形鋼などを対象に、穴あけ・長穴あけ(楕円加工)や切り欠き、開先切断を高速・高品位に行う。すでに一号機が関西地区の各種鋼管・鋼材加工業に導入され、生産性向上など成果を上げている。 形鋼専用プラズマ切断機「PC―662JFP―D」は、既存の操作盤・電気制御版・切断定盤一体型プラズマ切断機(PC―7600CNCオネストボーイII)の性能を引き継ぎ、装いを新たに形鋼切断に特化させた。 装置本体の有効切断範囲は、幅600ミリ×長さ6・2メートル×高さ350ミリ。H形鋼で最大350ミリW、コラムで最大350ミリ角、角パイプで50ミリ角~350ミリ角、丸パイプでφ50~350ミリ径、アングルやC形鋼で最大300ミリ角に対応。普通鋼およびステンレス材を対象とする。 プラズマ電源は、エアプラズマおよび酸素プラズマのいずれも顧客の切断仕様に合わせて選択可能。エアプラズマは自社製の「PC―A100C」「PC―A100CP」「PC―A200i」、酸素プラズマも自社製「PC―200Jet」のほか米ハイパーサム社製などをラインナップしており、高さ検出機能やAVC(アーク電圧倣い)装置を標準装備している。特に「PC―A100CP」はアーク長さが約30ミリまで伸ばせるのが特長。 長円・楕円の穴あけ加工は、板厚や形状にもよるがドリルを使った場合と比べてタクトタイムが5分の1~6分の1以下に短縮可能とのこと。開先については専用ホルダーを標準装備し、最大で±45度に対応する。100A電源での切断板厚は、軟鋼で22ミリ(ピアシングで16ミリ)までを推奨。 クランプを4カ所に装備し、加工の安定性を実現。自動プログラミングシステムは「CADBOYLight」を形鋼切断用にアレンジし、切断のパターンデータは丸穴・長穴あけや切り欠きなど10種類を用意した。 価格は標準装備(エアプラズマ100A)で2500万円。問い合わせは同社PC事業部(電話055―989―2234)まで。
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September 03, 2020 at 05:02AM
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