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Saturday, May 14, 2022

「なんとか塁に出る意識」で特大弾 ヤクルト村上2打席連続アーチでチーム首位返り咲き - 中日新聞

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ヤクルト・山田哲人(左)を笑顔で迎えるヤクルト・村上宗隆=マツダスタジアム

ヤクルト・山田哲人(左)を笑顔で迎えるヤクルト・村上宗隆=マツダスタジアム

◇14日 広島3―5ヤクルト(マツダ)

 ヤクルトの若き主砲が2打席連続の一発でチームの首位返り咲きを呼び込んだ。頼れる4番・村上宗隆内野手が1点を追う6回に同点の10号ソロ。再び1点ビハインドで迎えた8回にも同点の11号ソロを放った。

 最初の同点弾は昨季まで23打数3安打に抑え込まれていた広島・森下から放った初アーチ。151キロの直球を左翼席上段に放り込んだ。天敵退治で記録した4年連続の2桁本塁打は「先頭だったので、なんとか塁に出る意識をしながら」と強振した特大弾だった。

 今季初の2打席連続弾は初対戦のターリーからマーク。154キロの直球を豪快にバックスクリーンにたたき込んだ。「どういう球を投げるか分からなかったけど、ストライクがきたら積極的にいこうと思っていた」。この一発でセ・リーグの本塁打トップの巨人・岡本和に1本差まで迫った。

 試合が雨天中止となった13日は屋内練習場での練習に参加せず、宿舎で静養。リフレッシュして臨んだ一戦の第1打席は1回無死満塁の絶好機で一ゴロに倒れた。しかし、続く打席の左翼フェンス直撃打から、今季2度目の1試合3安打と大暴れ。「初回にチャンスがあったけど、そこで打てなかった。その後に切り替えて、いい打席を送れたのでよかった」と満足げに振り返った。

 高津臣吾監督は「一振りでゲームの雰囲気とか流れ、勢いを止めたりつけたりできる。一振りで点とってくれるので大きい」と主砲の働きぶりに最敬礼。5月はすでに5本塁打。量産態勢に突入した主砲が相手投手にプレッシャーを掛け続ける。

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