大相撲九州場所(11月12日初日・福岡国際センター)に向け、2場所連続休場中の横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)が3日、福岡・太宰府市にある宿舎で相撲を11番取った。福岡入り後、初の稽古で幕内・宝富士を指名。最初は、立ち合いから右を差し、左で上手を取って、寄り切った。その後も宝富士を圧倒して11連勝。稽古については「激しく(稽古を)やっていたわけではない。休みながらやっている」と語った
名古屋場所は途中休場。先場所は全休し、秋巡業の序盤も腰痛などを理由に休場していた。現在の状態を「徐々に良くなっているが、痛みはもちろん残っている」と明かした。九州場所は21年に全勝優勝した思い出の地で、「全場所そういう(優勝する)思い。長くできる体ではないと思っているが、一日一日、取組を人の倍以上大事に思ってやっていく」と悲壮な決意を示した。
伊勢ケ浜部屋は10月30日から沖縄で合宿を行い、2日に福岡入りした。照ノ富士は「いい環境だった。子どもたちに触れあえたこともよかった」。相撲の魅力を伝えるのも横綱の役目。強い責任感から秋巡業にも途中参加していた横綱は、沖縄で子どもたちから大きなパワーをもらって福岡に乗り込んでいた。
九州場所出場に向け、調整は順調。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は愛弟子について「痛みは本人にしかわからない。でも場所に出るつもりだから、ここ(福岡)にきて稽古している。そうじゃなければ稽古なんてしない」と話した。一方で照ノ富士は出場可否について「様子をみながら」と明言せず。初日まで約1週間。出場すれば結果を求められる地位だけに、慎重に体の状態を見極めながら判断していく。
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