電動キックボードに試乗する日本タクシーの乗務員＝岐阜市福富、福富自動車教習所
電動キックボードなど「特定小型原動機付自転車」の関連事故を防ごうと、バスやタクシーの乗務員を対象にした講習会が、岐阜市福富の福富自動車教習所で開かれ、参加者が特性や危険性に理解を深めた。
無料公開！岐阜新聞電子版とＷｅｂ限定コンテンツ！詳細はこちら電動キックボードなどの普及が見込まれることから開催され、日本タクシー（同市鶴田町）と県警交通企画課から約３５人が参加。乗務員たちは交通ルールなどの説明を受けた後、電動キックボードに試乗し、教習所内を走行した。男性（５９）は「近くを見て走るとふらつく。スピードが思ったより出る」と感想を話した。原則、車道の左端に寄って通行しなければならず「バスを運転する時は左折の巻き込みが怖い。確認を確実にしたい」と語った。
昨年７月の道交法の改正で、最高速度２０キロ以下といった条件を満たす電動キックボードは特定小型原動機付自転車に区分され、１６歳以上なら運転免許が必要なくなった。同課によると、同月以降、県内で特定小型原動機付自転車に関連する事故や違反の摘発はないという。
からの記事と詳細 ( 電動キックボード「思ったより速度出る／左折巻き込み怖い」タクシーやバス乗務員に講習会 岐阜市 - 岐阜新聞 )
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