ウクライナ東部の駅へのミサイル攻撃で57人が死亡したことを巡り、中国政府は「調査結果が出るまで理不尽に非難するべきはでない」として、ロシアの批判を避けました。
ウクライナ東部・ドネツク州では8日、クラマトルシク駅へのミサイル攻撃で57人が死亡し、欧米各国からは「ロシアによる戦争犯罪だ」などとの批判が上がっています。
これについて、中国外務省は11日の会見で「必ず真相と原因を究明しなければならない」と強調しました。
一方で、「人道問題を政治利用してはならない」と主張し、「調査結果が出るまで各国は理不尽な非難による事態のエスカレートを避けるべきだ」という認識を示しました。
中国外務省は、首都キーウ近郊のブチャで多数の民間人の遺体が見つかった際にも同様の表現でロシア批判を控えています。
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