4年に一度の統一地方選が、前半戦は4月9日投開票、後半戦は4月23日投開票で開催。密かに注目を浴び始めているのが、ひとクセもふたクセもある候補者の存在だ。彼らが、地方政治に打って出た理由とその動向を直撃取材!
行動派右翼の精神性で地方議会に殴り込み!?
元テロリスト・松田晃平(31歳)無所属/山梨県甲府市議選 今回、甲府市議選に出馬予定の松田晃平氏。以前、保守系の論壇誌『WiLL』に皇太子徳仁親王(当時)を批判する内容が掲載され、不敬だと考え、その編集部に単身で乗り込み、黒色ペンキと消火器を大量にばらまくテロを起こしたのだ。 事件後、平成29年の警察白書では「テロ、ゲリラ事件」として報告されている。 「ここ数年、山梨県内の自治体の闇について追及する活動を行ってきました。近隣の市川三郷町では、汚職を追及する街宣車を毎日のように回し続け、町長の逮捕に繋げることができました。 田舎特有の話ですが、なれあいまみれで、癒着や不正が起きても批判が起きない。お互いの顔を見るばかりでなかなか前に進まないんです。それで市民の血税が無駄金になってしまっているので、自分がこのムードを一新したい」 地方が抱えるこの閉塞感を松田氏は打破できるのか。 ・マニフェスト 不正と腐敗を暴くためなら手段を選ばない覚悟で臨む 取材・文/週刊SPA!編集部この特集の前回記事
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