デジタル製品が感染する〝ウイルス〟といえば、PCのものというイメージがある人もいるかもしれませんが、実はスマートフォンもウイルスに感染することがあります。
では、仮にiPhoneがウイルスに感染してしまったかを確認することはできるのでしょうか。様々な方法をチェックしていきましょう。
無料でできるiPhone内のウイルスチェック方法は?
iPhoneがウイルスに感染している場合、様々な症状が出るといわれています。
例えば、iPhoneに見覚えのないアプリがインストールされていたり、iPhoneの動作が遅い、データ通信が必要以上に行われている、バッテリーの減りが異常に早いといった症状があります。
また、フィッシングサイトに誘導するためのポップアップが表示されたり、知らない間にiPhoneが遠隔操作されているといった症状が出る場合もあります。
これらの症状は、必ずしもウイルスに起因するわけではなく、ソフトウエアの不具合といった可能性もあります。もし症状が起きたら、放置するのではなく、原因を探ってみるとよいでしょう。
無料でできるウイルス対策としては、不要なアプリの消去やセキュリティアプリのインストールが挙げられます。場合によっては、iPhoneを初期化するのも1つの手段でしょう。
【参照】【iPhoneのウイルスチェック】もし感染したら?無料の対策6選
iPhone、Androidスマホ内のウイルスチェックが無料でできるソフトはある?
先述の通り、iPhoneでできるウイルス対策の1つには、セキュリティ対策ソフトを導入するというものがあります。PC向けのソフトとして有名な、ノートンやウイルスバスターには、iPhone向けのプランも用意されています。
ノートンのiPhone向けソフト「ノートン モバイル セキュリティ iOS 版」は、1年版が3080円、2年版が5280円。トレンドマイクロの「ウイルスバスター クラウド」は3年版が1万4300円ですが、2か月分が無料で利用できるプレゼントも用意されています。
【参照】ノートン モバイル セキュリティ iOS 版をダウンロード
また、Avastの「iOS 用アバスト モバイル セキュリティ」のように、基本無料で利用できるiPhone向けセキュリティ対策ソフトもあるので、自分の使い方に合わせた製品を選びましょう。
ウイルスチェックはiPhone向けアプリで行うのもあり!
上述のように、セキュリティ対策ソフトをiPhoneにダウンロードすれば、ウイルスに感染するリスクを抑えられるほか、万が一ウイルスに感染してしまった際に検知しやすくなります。
セキュリティ対策ソフトは、iPhoneのApp Storeからアプリで配信されているものも多くあるので、気になるアプリをチェックしてみてください。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルでiPhoneのウイルスチェック用ソフトが契約できる?
通信キャリアから購入したiPhoneを使用する場合、各キャリアが提供するセキュリティ対策サービスに加入するのもおすすめです。それぞれiPhoneで加入できるセキュリティサービスは下記の通りとなります。
ドコモ【あんしんセキュリティ】
月額220円(初回31日間無料)
危険サイト対策、危険Wi-Fi対策、迷惑電話対策、迷惑メール対策、データ保管BOXのウイルススキャン
【参照】あんしんセキュリティ
au【安心ネットセキュリティ:インターネットセキュリティ(プロバイダ au one net)】
月額330円(初月無料)、au one netの契約が必要
危険なURLへの接続防止、検索結果の安全性表示、バンキングプロテクション、URLフィルタリング、リモートペアレンタル設定
【参照】安心ネットセキュリティ:インターネットセキュリティ(プロバイダ au one net)
ソフトバンク【iPhone セキュリティパックプラス】
月額660円
セキュリティ One、ネットトラブル補償、ネットトラブル相談室、紛失ケータイ捜索サービス、位置ナビ(別途月額220円)、みまもりマップ、PCセキュリティ(別途月額319円)
楽天モバイル【ノートン モバイル セキュリティ】
月額220円
Web保護、Wi-Fiセキュリティ、デバイスセキュリティ
【参照】ノートン モバイル セキュリティ
iPhoneがウイルス感染したらどうなる?
先にも触れた通り、iPhoneがウイルスに感染した場合、iPhoneの動作が重くなったり、データ通信量が極端に増える、バッテリーが異常に消耗する、iPhoneが遠隔操作される、フィッシングサイトに誘導するためのポップアップが表示されるなどの症状を起こすことがあります。
iPhoneがウイルスに感染した際の警告画面は偽物かも? 本物と見極める、調べる方法はある?
iPhoneを使用していると、「iPhoneがウイルスに感染しました」といった内容の警告文が表示されることがありますが、基本的にこれらの警告は「フェイクアラート」と呼ばれる、偽物の警告文であることが多くなっています。
フェイクアラートの多くは、サイト閲覧中にブラウザに表示されることが多いのが特徴。また、一部日本語が不自然な箇所があったり、解消のためにアプリのダウンロード、個人情報の入力を求められることが多くあるので、注意しましょう。
【参照】iPhone にウイルス感染の警告画面が表示された場合の対処方法
※データは2023年12月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/F.さとう
からの記事と詳細 ( iPhoneの動きが重い時、変なポップアップが出る時に使いたいウイルス対策ソフトの選び方|@DIME アットダイム - @DIME )
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