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Thursday, March 30, 2023

<今週の狙い潮> 出るか座布団 磯子49センチ潮4〜6日:中日 ... - 中日新聞

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 31日からの1週間は旧暦閏(うるう)2月10〜16日の潮。5日には二十四節気の清明を迎える。清明は清浄明潔(しょうじょうめいけつ)の略で地上の万物が清らかで生き生きしているという意味。さまざまな花が咲き乱れる頃を指す。月は31日20時17分に遠地点(地球からの距離40万4919キロ)を通過し、6日13時35分に満月となる。

 大物期待度は花見シーズン真っ盛りのカレイが首位を快走し、春告魚メバル以下が続く。カレイの狙い潮は「満月前+遠地点後」の4〜6日。このパターンが3月に回ってきた年に2014年がある。

 この時は3月15日に磯子海づり施設(横浜市磯子区)で座布団級49センチが出ていた。

 ※「今週の狙い潮」は今回で終了します。

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日テレ「だが、情熱はある」笑って泣けて元気が出る“2人のひどい青春” - スポニチアネックス Sponichi Annex

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日本テレビ「だが、情熱はある」で、若林正恭を演じる高橋海人(右)と山里亮太を演じる森本慎太郎
Photo By 提供写真

 お笑いコンビ「オードリー」の若林正恭(44)と「南海キャンディーズ」の山里亮太(45)の半生を描いたドラマ「だが、情熱はある」(日曜後10・30)が4月9日から日本テレビでスタートする。若林役をKing&Princeの高橋海人(23)、山里役をSixTONESの森本慎太郎(25)が演じる。

 河野英裕プロデューサーは見どころについて「こんなにダメでひどい青春を送っていても、なんとかなるんだなという希望を感じてもらいたいです」と笑いながら話した。

 本作で描かれるのは、何をやってもダメなさえない2人。ブレークした後ですら、売れたことによる周囲の変化や相方の方が売れていることへの嫉妬にもがき苦しみ、時に暴走する。河野氏は「2人に比べれば自分はまだまだマシだなって思ってもらえれば、このドラマの役割は果たせると思います」と思いを明かした。

 「元気が出るサプリメントとして使っていただけたら」。見る者全ての人の背中を押す、笑って泣ける青春ドラマだ。

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Wednesday, March 29, 2023

103失点の翌日にエナジー全開。函館ラ・サール高の選抜大会に出る「意義」 - RUGBY REPUBLIC(ラグビーリパブリック)

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 0-103。会場の埼玉・熊谷ラグビー場で、厳しい現実に直面した。

 函館ラ・サール高のラグビー部は、3月25日にあった全国選抜大会の1回戦で大阪の常翔学園高に敗れた。

 2大会ぶり5回目となった今度の舞台にあって、冬の全国で5度優勝の強豪に大量失点を喫したのだ。

 気落ちしてもおかしくなさそうだったが、「負けたことは悔しいですが、いい経験ができた部分が大きかったです」と中西海斗主将。収穫と課題を明確に洗い出す。

「身体づくりはしないとな、と感じました。ただ、ディフェンスのシステム自体はそんなに悪くなかった」

 宇佐美純平監督は、「絶対、自分たちが発信できることはある。(出場する)32チーム中32位の実力かもしれないけど、スピリットだけは消さない」。爪痕を残すチャンスは、残っている。26日には敗者戦があり、函館ラ・サールは東京と戦うことになった。

 中西はうなずく。

「しっかり上がって(相手と間合いを詰めて)、タックルしようと、昨日の夜のミーティングで話しました。僕らは小さいチーム。相手の学校の方が大きいのですが、気持ちでは絶対に負けない」

 その日の朝、指揮官はコベルコ神戸スティーラーズのラファエレ ティモシーからメッセージもらった。

 2019年のワールドカップ日本大会の日本代表だったラファエレとは、当時の部員が同選手の著書の感想を本人のSNSに送ってからの縁だ。

 大阪・東大阪市花園ラグビー場での冬の全国へ出た2020年度には、灘浜にあるスティーラーズのグラウンドで一緒に練習したこともある。

 函館ラ・サール高が北海道有数の進学校であるのを踏まえ、宇佐美は決意する。

「強いチームではないです。では、僕らが(全国レベルの舞台に)出る意義って何? 僕らみたいなチームがあってもいいよな? ずーっと、選手には言っています。勉強とラグビーを頑張る普通の高校生がひたむきに頑張る姿を見せれば、何か、届けられる」

 大雨に見舞われた。試合を通して目立ったのは、函館ラ・サール高の絶叫だった。自陣で相手に刺さる。落球を誘う。そのたびに選手は大声で称え合った。宇佐美は笑った。

「僕らはずっと、雪の上のようなしんどい状況で練習している。この、雨の状況を楽しめた。燃えられた」

 キックで陣地を奪って反則を誘っては、スコアを重ねる。ミスボールを拾い上げてのトライも決め、20-10でノーサイドを迎えた。宇佐美監督は言った。

「泥臭いですけど気持ちの入った、うちらしくていい試合だった」

 主将の中西がラグビーを始めたのは、付属の函館ラ・サール中から。当時のクラブの先輩たちが「楽しそう」に楕円球を追いかけていたからだ。

 ぶつかり合うスポーツへの挑戦を両親は応援してくれ、やがて弟の琉斗も入部した。きょうだいはいま、FLのレギュラー同士でプレーする。

 兄は言う。

「ディフェンスが好き。表現しにくいのですが、我慢して、我慢して勝つ、粘って、粘って勝つ、というのが好きです」

 選抜大会の最終戦では、函館ラ・サールらしい選手が、函館ラ・サールらしい勝利に喜んだわけだ。

 ここからは見据えるのは花園行きだ。留学生を擁する札幌山の手高、昨季の花園に出た立命館慶祥高などと、南北海道代表の座を争う。

 主将が「粘り勝って、花園に出場できるようにしたいです。力が十分に発揮されれば、行けるのではと思っています」と述べるなか、指揮官は視野を広げる。

「北海道全体で強くなっていく。しびれる試合をいくつできるかが重要です。今年はどっちが勝つかわからないね、という試合を毎年、やっていければ」

 互いに切磋琢磨する流れで、函館ラ・サールらしさを色濃くする。

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【連載小説】きらん風月(80)文化の中心地を出るのか - 産経ニュース

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大前純史・画

第六章 孵らぬ卵 十一 (文・永井紗耶子)

蒹葭堂(けんかどう)をじっと見つめて固唾(かたず)を吞(の)む。すると蒹葭堂は眉(まゆ)を寄せた。

「知るかいな、そんなこと」

縋(すが)るような鬼卵(きらん)の眼差(まなざ)しを断つように、ひらひらと手のひらで振り払う。

「あのな、芽が出ますか、て聞かれて、出るて答えてみ。いつ出ますか、どう出ますかて聞くやろ。出んて答えてみ。何が悪いんですか、どうすれば出ますかて聞くやろ。どの道、儂(わし)は面倒に巻き込まれるだけや。そんなことはな、手前が一番知ってんねん」

鬼卵はぐっと唇を真一文字に引き結ぶ。その顔を見て蒹葭堂はおかしそうに笑う。

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仕事のPCは何年が替え時? インテルが推奨する4世代でどれだけ ... - INTERNET Watch

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4世代の進化でどこまで性能は変わるのか? 新旧2モデルのレッツノートで比較してみた

 ビジネスノートPCは、果たしてどのくらいで新しいものに買い替えるべきものだろうか? 少なくとも、「問題なく稼働している限りは買い換える必要はない」というものでもないらしい。そこが一般的な耐久消費財と異なるところだ。ちなみに国税庁は特例がいろいろある償却期間ではあるがサーバー用途以外のPCの耐用年数を4年としている。

 インテルとしては、ROI(Return on Investment:投資利益率)の視点から、プロセッサーの世代で、3.5世代ごとの買い換えを推奨しているそうだ。3.5世代というと結構短く感じる人もいるだろうが、果たしてどうなのか?

 そこで本稿では、第12世代のインテル Core プロセッサーを搭載した最新モデルと、4世代前となる第8世代のインテル Core プロセッサーを搭載した2つのビジネスノートPCを用意。その性能や使い勝手にどのくらいの違いがあるのかを実証してみることにした。

 新旧比較のために用意したのは2023年2月発売されたばかりの最新製品 パナソニック レッツノート SR3 CF-SR3TKKAS(以降SR3)と、2018年1月発売の(2021年3月生産完了)SV7 CF-SV7SFYQP(以降SV7)だ。この2製品の主なスペックは、次のようになっている。

モデル名 SR3 CF-SR3TKKAS SV7 CF-SV7SFYQP
OS Windows 11 Pro Windows 10 Pro
プロセッサ Core i7-1270P(インテル vPro プラットフォーム対応)
コア数12(P-core 4、E-core 8、最大16スレッド)、最大動作クロック4.8GHz(P-core)、3.5GHz(E-core)
Core i7-8650U(インテル vPro プラットフォーム対応)
コア数4(最大8スレッド)、最大動作クロック4.2GHz
メモリ LPDDR4メモリ 16GB LPDDR3メモリ 16GB
内蔵ストレージ SSD 512GB(PCIe) SSD 2TB(PCIe)
グラフィックアクセラレーター インテル Iris Xe グラフィックス(CPUに内蔵) インテル UHD グラフィックス620(CPUに内蔵)
ディスプレイ 12.4 型(3:2)FHD+
TFTカラー液晶
(1920×1280ドット)
静電容量式マルチタッチパネル、アンチリフレクション保護フィルム付
12.1型(16:10)WUXGA
TFTカラー液晶
(1920 x 1200ドット)
アンチグレア
無線LAN Wi-Fi 6 Wi-Fi 5
Bluetooth Bluetooth v5.1 Bluetooth v4.1
ワイヤレスWAN 非搭載 LTE(4G)対応
カメラ FHDカメラ HDカメラ
インターフェイス Thunderbolt 4×2
USB 3.0 Typa-A×3
HDMI
アナログRGB
Gigabit Ethernet
SDカードスロット
3.5mmオーディオジャック
Thunderbolt 3×1
USB 3.0 Typa-A×3
HDMI
アナログRGB
Gigabit Ethernet
SDカードスロット
3.5mmオーディオジャック
駆動時間 約16時間(付属バッテリーパック装着時) 約12.5時間(バッテリーパック(S)装着時)
約19.5時間(バッテリーパック(L)装着時)
消費電力 最大約65 W 最大約85W
サイズ 273.2×208.9×19.9mm(幅×奥行き×高さ) 283.5×203.8×24.5mm(幅×奥行き×高さ)
重さ 約1.029kg 約1.059kg(バッテリーパック(S)(約255g)装着時)
約1.159kg(バッテリーパック(L)(約355g)装着時)

 どちらもインテル Core プロセッサーファミリーのCore i7だが、SV7が搭載するのが第8世代のインテル Core i7-8650U プロセッサーなのに対してSR3が搭載するのは第12世代となるインテル Core i7-1270P プロセッサーと、世代が異なる。製品自体の発売は約5年間の開きがある。2023年春現時点でCore i7の最新は第13世代だが、安定を求める企業向けのビジネスノートPCとしては、当面は第12世代インテル Corei7 プロセッサー搭載の製品が歓迎されるかもしれない。

 違いを見ていくと、目に見える部分では、画面の縦横比が16:10から3:2に変わり、Thunderboltは3から4になっている。システム全体の消費電力は85Wから65Wへと減少。また、新モデルではタッチパネルを搭載したことで、同製品の他モデルと比べて重量が嵩んでいる。また、旧モデルが光学式ドライブを内蔵していることにも時代を感じさせる。メモリ規格は異なるがどちらも16GB内蔵で、さらにどちらもvPro対応となる。

 興味深いのは、仮に5年前の製品でも、そのスペックだけを見れば、今なお、十分に戦えると感じられる点だ。高スペックの製品は、陳腐化しにくいことを痛感する。さらに、この製品は長く使われ続けることを大前提に作られているといえる。

 特に、レッツノートはバッテリーが着脱式なので、バッテリーを新品に交換するだけで、劣化などの影響のない出荷時状態が蘇る。

 ハードウェア以外の目立ったところとしては、搭載OSだろうか。Windows 10とWindows 11で、どちらもビジネスPCとしてPro OSが搭載される。

パフォーマンス比較

 新旧の搭載プロセッサーによるパフォーマンスの違いを、PCを使った作業の中でも時間がかかりがちな、パワーポイントの巨大データPDF変換と、4K動画のエンコード時間などで比較してみた。

 すると、あくまで今回テストした範囲での結果では、という条件は付ける必要があるものの、たった4世代の差でもその差は歴然だった。

 Power Point 350ページのスライド(容量は約64MB)をPDFとして書き出すのにかかった時間では、第8世代のSV7が47秒かかったのに対して、第12世代のSR3では32秒と3割強の時間短縮となった。

第12世代インテル Core プロセッサー vs 第8世代 インテル Core プロセッサー Power Point→PDF書き出し対決

 さらPremier Proを使った4K動画(3840×2160ピクセル 59.94fps H.264形式 3分)の書き出しでは、8世代のSV7では28分33秒かかったのに対して、第12世代のSR3ではなんと9分49秒。こちらは3分の1近い圧倒的な短時間で処理が終わっている。

第12世代インテル Core プロセッサー vs 第8世代 インテル Core プロセッサー 4K動画(3分)書き出し対決
4K動画の書き出し。全編にテロップやBGMを加え、シーンの切り替わりにエフェクトなどを施した3分の動画を4KのH.265形式で書き出し。出力されるファイルは3.3GBほどの容量となる

 この結果を見れば、予想以上に4世代の差は大きいことが分かる。これらのパフォーマンス向上だけで買い替える価値を見出せる現場も少なくなさそうだ。プロセッサーが新しくなったことで仕事の効率が改善するということを如実に示している。

 また、第12世代以降のCoreプロセッサーファミリーは、パフォーマンス・ハイブリッド・アーキテクチャーのもとに高性能なP-core(Performance-core)と高効率のE-core(Efficient-core)という異なる性格を持つ2タイプのCoreを組み合わせて構成されていて、インテル スレッドディレクターが処理ごとのスレッドを適切なプロセッサーに割り当てるという仕組みになっている。

 そのため、Web会議をやりながらエクセルのファイルを開く、といった状況でも、別の作業の開始とともに、負荷の高い処理がバックグラウンドに回るなど、P-coreとE-coreの間でフレキシブルな作業の采配が行なわれ、操作の重さやまどろっこしさを感じさせなくなっている。このあたりも、最新プロセッサーならではの特徴だ。

Web会議比較

 コロナ禍によって一気に進んだオンラインコミュニケーションだが、それによってかどうか、各製品に搭載されているコミュニケーションデバイスが著しい進化を遂げた。特に、AIベースの各種ソリューションは、スムーズに取引先や社内でのコミュニケーションをするための頼もしいパートナーとして機能する。

 これらについて、多くの場合、ハードウェア実装とMicrosoft TeamsやZoomといったアプリケーションに実装されたものがあるが、実際に試したところ、第12世代のSR3で特に際立ったのがカメラ性能の違いだ。

カメラはHD(右)からFHD(左)へと大きく進化。5年前にはまさかここまでカメラのニーズが上がるとは予想もしていなかっただろう

 FHDとHDという画質の違いはもちろんのこと、テレワークでありがちな、壁に向かって仕事をしている状況、つまり後ろ側に照明や窓があって逆光の状態であっても、顔の部分の明るさ補正などで、明らかな違いが認められる。

実際にZoomで会議を録画した映像から切り出した画像。SR3では解像度が上がったことで画像自体もより高精細になっているが、加えて、人の顔の部分が明るくなって顔色がよく見える
こちらはSV7での画像となるが、SR3との差は歴然。解像度もさることながら、後ろに照明があることで、人の顔が影になってしまって暗くなっている

 また、背景をぼかした状態でWeb会議をしながら、Exelの巨大なシートを開いて検索するといった操作をしてみても、処理時間の違いが感じられる。特に、大勢の参加者が個々の映像つきで参加する会議などは、古いPCだと処理性能不足で、負荷によって、議事録やブラウザでの情報検索など、他アプリでの作業に支障が出るようなこともあるようだ。

 また、顔位置の自動補正やズームによる映像の最適化など、最新機種ならではのカメラサポート機能もある。Web会議のスムーズさは取引先とのコミュニケーションの善しあしに直結するだけに、コミュニケーション機能にもっとも重きを置く組織も多そうだ。

 なお、第12世代のSR3では、スピーカーも大型になっていたり、ノイズキャンセル機能なども進化しているとのことであったが、これらについては試してみたものの、第8世代のSV7でもけっこうよくできていて、新旧製品での明らかな違いは明確には見出すことができなかった。旧機種のプロセッサーでも高性能で、ソフトウェアで各種の処理をすることができているからだと思われる。

ZoomでWeb会議をしながら、エクセルで文字列の検索などを行なってみると、そのレスポンスに明確な差が現われる。SR3の方がWeb会議中の資料作りや検索もよりスムーズにこなせそうだ
SR3ではボックス型スピーカーを搭載することで、人の声がより聞きやすくなった

マルチディスプレイ性能比較

 コロナ禍によって働き方は大きく変化した。テレワークが一般的になり、オフィスはフリーアドレス化。テレワークしつつ週に何日か出社するというハイブリッドワークになっている方も少なくないと思う。

 以前であれば、オフィスの自分のデスクにはメインPCとなるデスクトップPCがおかれていて、モバイルノートはあくまでサブ機という扱いだったが、フリーアドレス化によって、モバイルノートをメインPCとして使うことも多くなった。もちろん業務の内容にもよるだろうが、Slackなどのビジネスチャットツールも常時表示させておきたい今の働き方では、外部ディスプレイを追加したリッチな表示環境が得られることが重要だ。

 新旧機種ともに、デジタル映像出力としては、HDMIポートと、映像出力も可能なUSB Type-Cポートを装備する。ただし両モデルでは、USB Type-Cポートの数と規格が異なる。第8世代のSV7ではThunderbolt 3のポートが1つなのに対し、第12世代のSR3では、Thunderbolt 4のポートが2つ用意されている。

 ポート数は、「世代比較」というよりは「機種によって違う」という部分だが、全般的に最近のノートPCはThunderbolot4ポートを増やした設計になっていることが多い。これは「使われ方の変化」に対応して、設計が変わってきた部分だろう。

 また、Thunderbolt 3からThunderbolt 4に代わることで、ポートあたりの出力が4K×1画面から「4K×2画面、あるいは8K×1画面」になったり、ケーブルの最大長が80cmから2mになるなど、使い勝手が向上している。これを有効に活用するには、アクティブケーブルの導入やディジーチェーン接続、8Kディスプレイの導入など、それぞれ工夫も必要だが、「工夫次第で便利になる」のと「そもそもできない」のは大きな違い言えるだろう。

 今回はひとまずの実例として、ノートPCの画面を出しつつ、旧機種では外付け2台、新機種では外付け3台の4Kモニターに出力してみた。新旧のプロセッサー内蔵グラフィックスは、どちらも最大3台のモニターをサポートしているが、今回はポートの数の差で使い勝手に差が出たかたちだ。

SR3では、HDMIと2つのThunderbolt4ポートを使うことで、ドックなどを使うことなく最大3台の4K外部出力が可能になる
ディスプレイの設定画面。本体の画面を出しつつ、さらに3台の4Kディスプレイに拡張できている

 ただし、汎用性を考えればThunderbolt 4対応のType-Cポートを2つ持つSR3が有利。HDMIが使われなくなることは当面なさそうだが、今後、オフィスに設置される外部ディスプレイは徐々にType-Cポートの比率が増えるのは必至のはず。一般的なUSBポートよりも、Thunderbolt 4ポートが多い方が、なにかと便利になることは想像に難くない。

SR3のインターフェイス。本体左側に2つのThuderbolt4ポートとHDMI端子、右側には伝統のD-Sub15ピンのアナログ出力も用意される
SV7のインターフェイス。本体左側にThuderbolt3ポート1つとHDMI端子、右側には伝統のD-Sub15ピンのアナログ出力も用意される

Wi-Fi性能比較

 最新のWi-Fiは、Wi-Fi6Eとなるが、今回試した2モデルでは、第12世代のSR3がWi-Fi 6に対応、第8世代のSV7はWi-Fi 5対応となっていて、時代の差が表われている。

 そこで、Wi-Fi 6対応でマルチギガビットの有線LANポートを持つWi-Fiルーターを使って速度を検証してみた。あくまで無線であるWi-Fiが理論値をたたき出すことはないが、Wi-Fi環境であっても少しでも高速なデータ転送レートが得られるのが望ましい。

 サーバー役の別PCを用意してWi-Fiルーターと2.5GbEの有線でつなぎ、ルーターと新旧レッツノートを5GHz帯で接続した状態でデータ転送時間の計測を行なった。計測には、ユーティリティのiPerf3を使用、測定した10回の結果の平均を見ると、第8世代のSV7は約357Mbps(下り)なのに対して、Wi-Fi 6に対応したSR3では約484Mbps(下り)と、約1.36倍の速度が確保できていた。

 また、今回テストしたSR3には搭載されていなかったが、同シリーズにはワイヤレスWANとして、5Gに対応したモデルも用意されていて、受信時最大4.14Gbps/送信時最大0.66Gbpsという高速データ通信を可能としている。それを使えば、外出先でもWi-Fiに頼らない高速通信環境を実現することも可能だ。また、「eSIM」にも対応していて、1台で5G/LTE(公衆網)とローカル5Gネットワークを切り替えての使用もできる。

 このほか、Windows11の採用やAIセンサーをつかったセキュリティサポートなどが実装されているのも新しい世代のビジネスノートPCならではだ。離席時、着席時を検知してPCをロックしたり、ウェイクさせたり、また、のぞき見がされていることを検知するとアラートを表示させたりといったことができる。AIセンサーはプロセッサー処理に依存しないため、バッテリー消費が最小限ですむので、外出先での利用にも安心だ。
 PCの持ち出しや外出先での仕事など、リモートワークが一般化したからこそセキュリティも重要になってくる。

 このように、さまざまな観点から新旧製品を比較してみた。正直、旧モデルとなるSV7も非常によく健闘していて、処理性能の高いプレミアム製品は、結果として長く使えるし、長く使っていても陳腐化を感じることは少ないと実感した。

 とはいえ、最新モデルのSR3は、タッチパネルの搭載や5G通信機能内蔵、進化するThunderbolt 4ポート実装など、新しいPCの使い方にも 柔軟に対応できることも重要視したい。今の時代の多様化する働き方には、そのことが大きな影響を与えるはずだ。

テストしたモデル(SR3)ではタッチパネルにも対応。こうした使い勝手でも新モデルに分が感じられる

 今回の比較した旧モデルのSV7は、発売当時に最新の環境に対応していたために、5年間を経た今も陳腐化は著しく低くなったが、こうしたケースはまれだろう。

 最新のCoreプロセッサー搭載機では、こうして目に見える面以外に、インテル vPro プラットフォームそのものの進化と、それによる性能の向上や利便性、そしてWindows11へのネイティブ対応など、何よりも大事な安心安全につながるセキュリティ機能の充実などの付加価値が得られる。

 オフィスの外で働くという新しい様式が定着したのに加えて、セキュリティのリスクも5年前とは大きく変化している。まだまだ使えるから大丈夫と放置せず、常に最新のテクノロジー動向を把握するようにし、インテルが推奨するように4世代程度での買い替えで従業員用のPCをリプレースするようにしたほうが、結果としての生産性は向上するのではないだろうか。

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仕事のPCは何年が替え時? インテルが推奨する4世代でどれだけ ... - INTERNET Watch

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4世代の進化でどこまで性能は変わるのか? 新旧2モデルのレッツノートで比較してみた

 ビジネスノートPCは、果たしてどのくらいで新しいものに買い替えるべきものだろうか? 少なくとも、「問題なく稼働している限りは買い換える必要はない」というものでもないらしい。そこが一般的な耐久消費財と異なるところだ。ちなみに国税庁は特例がいろいろある償却期間ではあるがサーバー用途以外のPCの耐用年数を4年としている。

 インテルとしては、ROI(Return on Investment:投資利益率)の視点から、プロセッサーの世代で、3.5世代ごとの買い換えを推奨しているそうだ。3.5世代というと結構短く感じる人もいるだろうが、果たしてどうなのか?

 そこで本稿では、第12世代のインテル Core プロセッサーを搭載した最新モデルと、4世代前となる第8世代のインテル Core プロセッサーを搭載した2つのビジネスノートPCを用意。その性能や使い勝手にどのくらいの違いがあるのかを実証してみることにした。

 新旧比較のために用意したのは2023年2月発売されたばかりの最新製品 パナソニック レッツノート SR3 CF-SR3TKKAS(以降SR3)と、2018年1月発売の(2021年3月生産完了)SV7 CF-SV7SFYQP(以降SV7)だ。この2製品の主なスペックは、次のようになっている。

モデル名 SR3 CF-SR3TKKAS SV7 CF-SV7SFYQP
OS Windows 11 Pro Windows 10 Pro
プロセッサ Core i7-1270P(インテル vPro プラットフォーム対応)
コア数12(P-core 4、E-core 8、最大16スレッド)、最大動作クロック4.8GHz(P-core)、3.5GHz(E-core)
Core i7-8650U(インテル vPro プラットフォーム対応)
コア数4(最大8スレッド)、最大動作クロック4.2GHz
メモリ LPDDR4メモリ 16GB LPDDR3メモリ 16GB
内蔵ストレージ SSD 512GB(PCIe) SSD 2TB(PCIe)
グラフィックアクセラレーター インテル Iris Xe グラフィックス(CPUに内蔵) インテル UHD グラフィックス620(CPUに内蔵)
ディスプレイ 12.4 型(3:2)FHD+
TFTカラー液晶
(1920×1280ドット)
静電容量式マルチタッチパネル、アンチリフレクション保護フィルム付
12.1型(16:10)WUXGA
TFTカラー液晶
(1920 x 1200ドット)
アンチグレア
無線LAN Wi-Fi 6 Wi-Fi 5
Bluetooth Bluetooth v5.1 Bluetooth v4.1
ワイヤレスWAN 非搭載 LTE(4G)対応
カメラ FHDカメラ HDカメラ
インターフェイス Thunderbolt 4×2
USB 3.0 Typa-A×3
HDMI
アナログRGB
Gigabit Ethernet
SDカードスロット
3.5mmオーディオジャック
Thunderbolt 3×1
USB 3.0 Typa-A×3
HDMI
アナログRGB
Gigabit Ethernet
SDカードスロット
3.5mmオーディオジャック
駆動時間 約16時間(付属バッテリーパック装着時) 約12.5時間(バッテリーパック(S)装着時)
約19.5時間(バッテリーパック(L)装着時)
消費電力 最大約65 W 最大約85W
サイズ 273.2×208.9×19.9mm(幅×奥行き×高さ) 283.5×203.8×24.5mm(幅×奥行き×高さ)
重さ 約1.029kg 約1.059kg(バッテリーパック(S)(約255g)装着時)
約1.159kg(バッテリーパック(L)(約355g)装着時)

 どちらもインテル Core プロセッサーファミリーのCore i7だが、SV7が搭載するのが第8世代のインテル Core i7-8650U プロセッサーなのに対してSR3が搭載するのは第12世代となるインテル Core i7-1270P プロセッサーと、世代が異なる。製品自体の発売は約5年間の開きがある。2023年春現時点でCore i7の最新は第13世代だが、安定を求める企業向けのビジネスノートPCとしては、当面は第12世代インテル Corei7 プロセッサー搭載の製品が歓迎されるかもしれない。

 違いを見ていくと、目に見える部分では、画面の縦横比が16:10から3:2に変わり、Thunderboltは3から4になっている。システム全体の消費電力は85Wから65Wへと減少。また、新モデルではタッチパネルを搭載したことで、同製品の他モデルと比べて重量が嵩んでいる。また、旧モデルが光学式ドライブを内蔵していることにも時代を感じさせる。メモリ規格は異なるがどちらも16GB内蔵で、さらにどちらもvPro対応となる。

 興味深いのは、仮に5年前の製品でも、そのスペックだけを見れば、今なお、十分に戦えると感じられる点だ。高スペックの製品は、陳腐化しにくいことを痛感する。さらに、この製品は長く使われ続けることを大前提に作られているといえる。

 特に、レッツノートはバッテリーが着脱式なので、バッテリーを新品に交換するだけで、劣化などの影響のない出荷時状態が蘇る。

 ハードウェア以外の目立ったところとしては、搭載OSだろうか。Windows 10とWindows 11で、どちらもビジネスPCとしてPro OSが搭載される。

パフォーマンス比較

 新旧の搭載プロセッサーによるパフォーマンスの違いを、PCを使った作業の中でも時間がかかりがちな、パワーポイントの巨大データPDF変換と、4K動画のエンコード時間などで比較してみた。

 すると、あくまで今回テストした範囲での結果では、という条件は付ける必要があるものの、たった4世代の差でもその差は歴然だった。

 Power Point 350ページのスライド(容量は約64MB)をPDFとして書き出すのにかかった時間では、第8世代のSV7が47秒かかったのに対して、第12世代のSR3では32秒と3割強の時間短縮となった。

第12世代インテル Core プロセッサー vs 第8世代 インテル Core プロセッサー Power Point→PDF書き出し対決

 さらPremier Proを使った4K動画(3840×2160ピクセル 59.94fps H.264形式 3分)の書き出しでは、8世代のSV7では28分33秒かかったのに対して、第12世代のSR3ではなんと9分49秒。こちらは3分の1近い圧倒的な短時間で処理が終わっている。

第12世代インテル Core プロセッサー vs 第8世代 インテル Core プロセッサー 4K動画(3分)書き出し対決
4K動画の書き出し。全編にテロップやBGMを加え、シーンの切り替わりにエフェクトなどを施した3分の動画を4KのH.265形式で書き出し。出力されるファイルは3.3GBほどの容量となる

 この結果を見れば、予想以上に4世代の差は大きいことが分かる。これらのパフォーマンス向上だけで買い替える価値を見出せる現場も少なくなさそうだ。プロセッサーが新しくなったことで仕事の効率が改善するということを如実に示している。

 また、第12世代以降のCoreプロセッサーファミリーは、パフォーマンス・ハイブリッド・アーキテクチャーのもとに高性能なP-core(Performance-core)と高効率のE-core(Efficient-core)という異なる性格を持つ2タイプのCoreを組み合わせて構成されていて、インテル スレッドディレクターが処理ごとのスレッドを適切なプロセッサーに割り当てるという仕組みになっている。

 そのため、Web会議をやりながらエクセルのファイルを開く、といった状況でも、別の作業の開始とともに、負荷の高い処理がバックグラウンドに回るなど、P-coreとE-coreの間でフレキシブルな作業の采配が行なわれ、操作の重さやまどろっこしさを感じさせなくなっている。このあたりも、最新プロセッサーならではの特徴だ。

Web会議比較

 コロナ禍によって一気に進んだオンラインコミュニケーションだが、それによってかどうか、各製品に搭載されているコミュニケーションデバイスが著しい進化を遂げた。特に、AIベースの各種ソリューションは、スムーズに取引先や社内でのコミュニケーションをするための頼もしいパートナーとして機能する。

 これらについて、多くの場合、ハードウェア実装とMicrosoft TeamsやZoomといったアプリケーションに実装されたものがあるが、実際に試したところ、第12世代のSR3で特に際立ったのがカメラ性能の違いだ。

カメラはHD(右)からFHD(左)へと大きく進化。5年前にはまさかここまでカメラのニーズが上がるとは予想もしていなかっただろう

 FHDとHDという画質の違いはもちろんのこと、テレワークでありがちな、壁に向かって仕事をしている状況、つまり後ろ側に照明や窓があって逆光の状態であっても、顔の部分の明るさ補正などで、明らかな違いが認められる。

実際にZoomで会議を録画した映像から切り出した画像。SR3では解像度が上がったことで画像自体もより高精細になっているが、加えて、人の顔の部分が明るくなって顔色がよく見える
こちらはSV7での画像となるが、SR3との差は歴然。解像度もさることながら、後ろに照明があることで、人の顔が影になってしまって暗くなっている

 また、背景をぼかした状態でWeb会議をしながら、Exelの巨大なシートを開いて検索するといった操作をしてみても、処理時間の違いが感じられる。特に、大勢の参加者が個々の映像つきで参加する会議などは、古いPCだと処理性能不足で、負荷によって、議事録やブラウザでの情報検索など、他アプリでの作業に支障が出るようなこともあるようだ。

 また、顔位置の自動補正やズームによる映像の最適化など、最新機種ならではのカメラサポート機能もある。Web会議のスムーズさは取引先とのコミュニケーションの善しあしに直結するだけに、コミュニケーション機能にもっとも重きを置く組織も多そうだ。

 なお、第12世代のSR3では、スピーカーも大型になっていたり、ノイズキャンセル機能なども進化しているとのことであったが、これらについては試してみたものの、第8世代のSV7でもけっこうよくできていて、新旧製品での明らかな違いは明確には見出すことができなかった。旧機種のプロセッサーでも高性能で、ソフトウェアで各種の処理をすることができているからだと思われる。

ZoomでWeb会議をしながら、エクセルで文字列の検索などを行なってみると、そのレスポンスに明確な差が現われる。SR3の方がWeb会議中の資料作りや検索もよりスムーズにこなせそうだ
SR3ではボックス型スピーカーを搭載することで、人の声がより聞きやすくなった

マルチディスプレイ性能比較

 コロナ禍によって働き方は大きく変化した。テレワークが一般的になり、オフィスはフリーアドレス化。テレワークしつつ週に何日か出社するというハイブリッドワークになっている方も少なくないと思う。

 以前であれば、オフィスの自分のデスクにはメインPCとなるデスクトップPCがおかれていて、モバイルノートはあくまでサブ機という扱いだったが、フリーアドレス化によって、モバイルノートをメインPCとして使うことも多くなった。もちろん業務の内容にもよるだろうが、Slackなどのビジネスチャットツールも常時表示させておきたい今の働き方では、外部ディスプレイを追加したリッチな表示環境が得られることが重要だ。

 新旧機種ともに、デジタル映像出力としては、HDMIポートと、映像出力も可能なUSB Type-Cポートを装備する。ただし両モデルでは、USB Type-Cポートの数と規格が異なる。第8世代のSV7ではThunderbolt 3のポートが1つなのに対し、第12世代のSR3では、Thunderbolt 4のポートが2つ用意されている。

 ポート数は、「世代比較」というよりは「機種によって違う」という部分だが、全般的に最近のノートPCはThunderbolot4ポートを増やした設計になっていることが多い。これは「使われ方の変化」に対応して、設計が変わってきた部分だろう。

 また、Thunderbolt 3からThunderbolt 4に代わることで、ポートあたりの出力が4K×1画面から「4K×2画面、あるいは8K×1画面」になったり、ケーブルの最大長が80cmから2mになるなど、使い勝手が向上している。これを有効に活用するには、アクティブケーブルの導入やディジーチェーン接続、8Kディスプレイの導入など、それぞれ工夫も必要だが、「工夫次第で便利になる」のと「そもそもできない」のは大きな違い言えるだろう。

 今回はひとまずの実例として、ノートPCの画面を出しつつ、旧機種では外付け2台、新機種では外付け3台の4Kモニターに出力してみた。新旧のプロセッサー内蔵グラフィックスは、どちらも最大3台のモニターをサポートしているが、今回はポートの数の差で使い勝手に差が出たかたちだ。

SR3では、HDMIと2つのThunderbolt4ポートを使うことで、ドックなどを使うことなく最大3台の4K外部出力が可能になる
ディスプレイの設定画面。本体の画面を出しつつ、さらに3台の4Kディスプレイに拡張できている

 ただし、汎用性を考えればThunderbolt 4対応のType-Cポートを2つ持つSR3が有利。HDMIが使われなくなることは当面なさそうだが、今後、オフィスに設置される外部ディスプレイは徐々にType-Cポートの比率が増えるのは必至のはず。一般的なUSBポートよりも、Thunderbolt 4ポートが多い方が、なにかと便利になることは想像に難くない。

SR3のインターフェイス。本体左側に2つのThuderbolt4ポートとHDMI端子、右側には伝統のD-Sub15ピンのアナログ出力も用意される
SV7のインターフェイス。本体左側にThuderbolt3ポート1つとHDMI端子、右側には伝統のD-Sub15ピンのアナログ出力も用意される

Wi-Fi性能比較

 最新のWi-Fiは、Wi-Fi6Eとなるが、今回試した2モデルでは、第12世代のSR3がWi-Fi 6に対応、第8世代のSV7はWi-Fi 5対応となっていて、時代の差が表われている。

 そこで、Wi-Fi 6対応でマルチギガビットの有線LANポートを持つWi-Fiルーターを使って速度を検証してみた。あくまで無線であるWi-Fiが理論値をたたき出すことはないが、Wi-Fi環境であっても少しでも高速なデータ転送レートが得られるのが望ましい。

 サーバー役の別PCを用意してWi-Fiルーターと2.5GbEの有線でつなぎ、ルーターと新旧レッツノートを5GHz帯で接続した状態でデータ転送時間の計測を行なった。計測には、ユーティリティのiPerf3を使用、測定した10回の結果の平均を見ると、第8世代のSV7は約357Mbps(下り)なのに対して、Wi-Fi 6に対応したSR3では約484Mbps(下り)と、約1.36倍の速度が確保できていた。

 また、今回テストしたSR3には搭載されていなかったが、同シリーズにはワイヤレスWANとして、5Gに対応したモデルも用意されていて、受信時最大4.14Gbps/送信時最大0.66Gbpsという高速データ通信を可能としている。それを使えば、外出先でもWi-Fiに頼らない高速通信環境を実現することも可能だ。また、「eSIM」にも対応していて、1台で5G/LTE(公衆網)とローカル5Gネットワークを切り替えての使用もできる。

 このほか、Windows11の採用やAIセンサーをつかったセキュリティサポートなどが実装されているのも新しい世代のビジネスノートPCならではだ。離席時、着席時を検知してPCをロックしたり、ウェイクさせたり、また、のぞき見がされていることを検知するとアラートを表示させたりといったことができる。AIセンサーはプロセッサー処理に依存しないため、バッテリー消費が最小限ですむので、外出先での利用にも安心だ。
 PCの持ち出しや外出先での仕事など、リモートワークが一般化したからこそセキュリティも重要になってくる。

 このように、さまざまな観点から新旧製品を比較してみた。正直、旧モデルとなるSV7も非常によく健闘していて、処理性能の高いプレミアム製品は、結果として長く使えるし、長く使っていても陳腐化を感じることは少ないと実感した。

 とはいえ、最新モデルのSR3は、タッチパネルの搭載や5G通信機能内蔵、進化するThunderbolt 4ポート実装など、新しいPCの使い方にも 柔軟に対応できることも重要視したい。今の時代の多様化する働き方には、そのことが大きな影響を与えるはずだ。

テストしたモデル(SR3)ではタッチパネルにも対応。こうした使い勝手でも新モデルに分が感じられる

 今回の比較した旧モデルのSV7は、発売当時に最新の環境に対応していたために、5年間を経た今も陳腐化は著しく低くなったが、こうしたケースはまれだろう。

 最新のCoreプロセッサー搭載機では、こうして目に見える面以外に、インテル vPro プラットフォームそのものの進化と、それによる性能の向上や利便性、そしてWindows11へのネイティブ対応など、何よりも大事な安心安全につながるセキュリティ機能の充実などの付加価値が得られる。

 オフィスの外で働くという新しい様式が定着したのに加えて、セキュリティのリスクも5年前とは大きく変化している。まだまだ使えるから大丈夫と放置せず、常に最新のテクノロジー動向を把握するようにし、インテルが推奨するように4世代程度での買い替えで従業員用のPCをリプレースするようにしたほうが、結果としての生産性は向上するのではないだろうか。

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Monday, March 27, 2023

アートな窓:元気が出る縁起物に=伊勢一刀彫職人・太田結衣 /愛知 - 毎日新聞

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 3歳の頃、伊勢神宮の「えと守(まもり)」を指さして「これは何?」と母によく尋ねていた。母は神宮のえと守を通して十二支や家族の生まれ年の干支(えと)を教えてくれ、私は「子丑寅卯辰巳(ねうしとらうたつみ)……」と口ずさんでいた。

 三重県伊勢市生まれの私は神宮へお参りする環境で育ち、祖父が毎年えと守を授かり、暮らしの中に木彫りの干支があった。当時はその干支を彫るようになるとは想像もしなかったけれど、えと守の辰を見て「この辰のようにかっこよくなりたい!」と強く思ったのを鮮明に覚えている。

 高校は地元の繊維デザイン科に通い、卒業制作では「絵を見ている自分」を表現したくて等身大の自分の石膏(せっこう)裸婦像を制作。本格的な立体作品を作ったのは初めてだった。絵画とは違い、360度の空間を変え、見る角度によって異なる感覚を与えられる彫刻の面白さにひかれて関東の美術大学に進学し、彫刻を学んだ。

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【甘口辛口】喉から手が出るほど欲しい「新大関」の存在 霧馬山の昇進なかった今場所に思う - サンスポ

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八角理事長から賜杯を受け取り、嬉しそうな霧馬山=エディオンアリーナ大阪(撮影・林俊志)

■3月28日 ひょっとしたら、千秋楽で関脇霧馬山が逆転優勝なら〝ウルトラC〟で大関に上げるのでは…。26日に終わった大相撲春場所。2敗の小結大栄翔、3敗の霧馬山の千秋楽決戦になったとき、ふと思ったものだ。番付では東西1人ずつが原則の大関だが、今や途中休場した貴景勝一人。喉から手が出るほど欲しいのが新大関だろう。

結果は霧馬山が本割、優勝決定戦とも突き落としで勝って逆転初優勝。しかし、協会は冷静で大関の「お」の字も出なかった。三役3場所で33勝とされる昇進目安に霧馬山は31勝で及ばないが、過去には増位山(昭和55年春)、琴風(56年九州)、大乃国(60年秋)らが31勝で昇進している。

相撲は興行であり、横綱や大関の昇進は状況次第で一張一弛は付き物。3場所全休した横綱照ノ富士、カド番の貴景勝がともに次の夏場所でもしものことがあったらどうするのか。〝ご都合主義〟と批判は出るにしても、大相撲の根幹ともいえる番付の深刻な危機を考えれば今場所の霧馬山の昇進はなきにしもあらずだった。

日本中を歓喜させた侍ジャパンの前にすっかり存在感が薄らいだ大相撲。「大谷みたいな力士がいれば」と嘆いても一朝一夕にスターが生まれる世界ではない。貴景勝の綱とりの夢も消え横綱も当分出そうにないが、せめて大関は…との願いが届き始めたのか今場所は関脇豊昇龍も10勝、小結若元春も11勝と大関とりの足場を築いた。

優勝を逸した大栄翔も含め、大関争いはにわかに面白くなってきた。照ノ富士、貴景勝が万全の状態で夏場所に復帰した場合、大関候補たちがどれだけの相撲が取れるかも見もの。いずれにしても番付の危機だけは早く解消したい。(今村忠)

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Sunday, March 26, 2023

ヤクルト村上宗隆が練習再開 開幕戦「もちろん出る」 - 日本経済新聞

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Friday, March 24, 2023

NHKおはよう日本「旅に出るなら五島…ではなく、弘前!?」 - サンスポ

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副島萌生アナウンサー

「NHKニュースおはよう日本」(平日前5・0)の公式ツイッターは24日、連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜前8・0)の感想を語る「朝ドラ送り」の同日分を振り返り、「旅に出るなら五島…ではなく、弘前!?」とつづった。

伊藤海彦アナウンサー(37)が「最後、(貴司は)舞ちゃんに『話がある』って。何ですかね?」と話を振ると、副島萌生アナ(31)は「『旅に出たい』って言うのかな?」と推測。行き先について伊藤アナが「五島?」と予想する中、副島アナは「弘前?」と自身の出身地を候補に挙げ、首藤奈知子アナ(43)を「えっ」と驚かせていた。

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スポーツバー、WBC決勝は立ち見出る盛況 優勝の瞬間にファン号泣 - 神戸新聞NEXT

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 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が行われた22日(日本時間)、神戸市中央区のスポーツカフェバー「STADIUM(スタジアム)」は約40席が予約で埋まり、立ち見が出るほどの盛況ぶりとなった。

 二回裏、村上宗隆が同点ソロを放つと、店内は歓声や拍手、ハイタッチで沸いた。準決勝での逆転サヨナラ打に続く活躍に、有休を取って訪れたという会社員男性(23)=同市中央区=は「『村神様』が覚醒した。同い年で親近感もあるので、もっともっと期待している」と力を込めた。

 応援は守備の場面でもやむことがなく、各球団のエース格の投手がピンチをくぐり抜けるたびに、「オッケーイ!」「ようやった!」とエールが飛び交った。

 最終回。大谷翔平がトラウトから三振を奪った瞬間、女性(33)=同市須磨区=は号泣。「感動なのか興奮なのか喜びなのか、もう何の涙なのか…。侍ジャパンの全員が最強で最高です」とたたえた。

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西村優菜が米ツアーデビュー戦へ「飛距離の出る選手に負けないように」ドライブオン選手権 - ニッカンスポーツ

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米女子ツアーのドライブオン選手権は23日(日本時間24日)、米アリゾナ州のスーパースティション・マウンテンGC(パー72)で開幕する。

今季から米ツアーに本格参戦する西村優菜(22=スターツ)が開幕を前にインタビューに応じた。

   ◇   ◇   ◇  

-いよいよアメリカツアーデビュー戦

「そうですね。すごくワクワクしていて楽しみです」

-ツアーに向けて準備してきたことは?

「オフはすごくスイングの調整にも時間をかけましたし、ショートゲームも続けて強化してきたので、しっかり結果を出せるように頑張りたいなと思います」

-アメリカツアーで楽しみにしていることは?

「日本にはないいろいろなコースをラウンドできるので、その時その時の状況によってすごくシチュエーションが変わりますし、そういうのも楽しみながら頑張りたいと思います」

-ゴルフ以外でしたいことや行ってみたい所は?

「スポーツを見に行きたいです。結構何でも好きなので、野球とかバスケとか見に行けたらいいなと思っています」

-アピールポイントは

「ショートゲームは頑張って練習してきたので、飛距離の出る選手に負けないようにしっかりと結果を出していけるように頑張るので、そこに注目して見ていただきたいと思います」

-意気込みをお願いします

「今週は本当にタフな難しいコースになっているので、しっかりとマネジメントして、まずは予選通過を目標に頑張りたいと思います」

◆ドライブオン選手権はWOWOWライブで生放送。WOWOWオンデマンドでは日本人選手専用カメラも配信される。

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Thursday, March 23, 2023

【WBC】大谷、サヨナラ呼んだ激走「必ず塁に出ると決めていた」 - 産経ニュース

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9回、二塁打を放ちヘルメットを投げ捨てる大谷翔平=米フロリダ州マイアミのローンデポ・パーク(水島啓輔撮影)

大谷の激走が劇的勝利を引き寄せた。1点を追う九回、先頭でメキシコの守護神ガエゴスの初球を右中間へはじき返すと、一塁へ向かう途中で自らヘルメットを脱ぎ捨てて全力疾走。二塁まで到達すると、3度両手を振り上げ、雄たけびを上げた。逆転へ、日本ベンチをもり立てた。

「必ず塁に出ると決めていたが、二塁まで行けたのが大きかった」と大谷。村上の決勝打でホームに帰ると、感情をむき出しにして仲間と抱擁を交わした。米国との決勝では、打者だけでなく投手起用の可能性もある。「みんなが身を粉にしてチームのために頑張ってくれている。全力で準備したい」と闘志を燃やした。

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西村優菜が米ツアーデビュー戦へ「飛距離の出る選手に負けないように」ドライブオン選手権 - ニッカンスポーツ

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米女子ツアーのドライブオン選手権は23日(日本時間24日)、米アリゾナ州のスーパースティション・マウンテンGC(パー72)で開幕する。

今季から米ツアーに本格参戦する西村優菜(22=スターツ)が開幕を前にインタビューに応じた。

   ◇   ◇   ◇  

-いよいよアメリカツアーデビュー戦

「そうですね。すごくワクワクしていて楽しみです」

-ツアーに向けて準備してきたことは?

「オフはすごくスイングの調整にも時間をかけましたし、ショートゲームも続けて強化してきたので、しっかり結果を出せるように頑張りたいなと思います」

-アメリカツアーで楽しみにしていることは?

「日本にはないいろいろなコースをラウンドできるので、その時その時の状況によってすごくシチュエーションが変わりますし、そういうのも楽しみながら頑張りたいと思います」

-ゴルフ以外でしたいことや行ってみたい所は?

「スポーツを見に行きたいです。結構何でも好きなので、野球とかバスケとか見に行けたらいいなと思っています」

-アピールポイントは

「ショートゲームは頑張って練習してきたので、飛距離の出る選手に負けないようにしっかりと結果を出していけるように頑張るので、そこに注目して見ていただきたいと思います」

-意気込みをお願いします

「今週は本当にタフな難しいコースになっているので、しっかりとマネジメントして、まずは予選通過を目標に頑張りたいと思います」

◆ドライブオン選手権はWOWOWライブで生放送。WOWOWオンデマンドでは日本人選手専用カメラも配信される。

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Tuesday, March 21, 2023

【巨人】中田翔20打席ぶり安打「結果が出ることも出ないこともあるので、続けながら」 - ニッカンスポーツ

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巨人対DeNA 1回裏巨人2死、左前打を放つ中田翔。投手小園(撮影・江口和貴)
巨人対DeNA 1回裏巨人2死、左前打を放つ中田翔。投手小園(撮影・江口和貴)
  • 巨人対DeNA 1回裏巨人2死、左前打を放つ中田翔。投手小園(撮影・江口和貴)
  • 巨人対DeNA 試合前、中田(後方)に打撃指導する原監督(撮影・狩俣裕三)

<オープン戦:巨人0-1DeNA>◇21日◇東京ドーム

巨人中田翔内野手(33)が20打席ぶりの安打を放った。

1回2死走者なしの第1打席にライナーで左前打を放った。11日オリックス戦の本塁打以来となる安打。今季は確実性を上げる意識を強め、模索している大砲は「オープン戦なので打席の中でいろいろ試しながらやっています。結果が出ることも出ないこともあるので、続けながら、開幕に向けてしっかり準備をしていきたい」と調整を進めていく。

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